ブログ 「季節の彩り 心の揺らぎ」

今日の1編 「秋の足跡」

黄色く色づいた銀杏の葉が 
根元にどっさりと積もり
秋の深さと冬の間近さを 伝えている

赤く色づいていた桜の葉も 気がつけば枝ばかり
ひゅうひゅうと風が泣き声をあげて 吹き抜けていく

冬の使者の通り道に 敷き詰められた 落ち葉の絨毯
白く染められる日は 何時だろうかと
天気予報に釘つけになり 心がそぞろになる
かじかむ手を 包み暖めてくれた かの人は
遠い遠い 空の彼方
秋の足音は近づくのに 思い出は遠ざかる

秋の足跡さえ 消し去る 白い冬なら
涙も 悲しみも 心さえも 凍らせてくれればいいのに
淋しさは いつまでも
足跡残して ついてくる

2008.H20.10.29.wed