薄墨色の低く垂れ込めた雲は

夏の浮き立つ気持ちを 忘れさせ

秋のほんのりとした気分は 閉ざされる

いつまでも浮かれていることを 許してくれない

 

朝露は 霜となり 凍りつき

草木は 萎れ枯れてゆく

舞い落ちる葉に 感傷的に泣いている

暇さえ与えてくれない

 

そう 季節の廻りは待ってはくれない

なにもかもが 凍りつく前に

冬ごもりをするために

庭を菜園を 心の残土を

片付けてしまおう

 

雪が積もる前に

 

2010.H22.11.2.tue