ボクはこのブログのタイトルを

 

「二人で紡ぐ赤い糸」にした。

 

運命の赤い糸、なんてそんなもの存在しない

 

運命が初めから決められてるなんて

 

冗談じゃない

 

そう思っていた。

 

お互いを思いやり、支え合い

 

結ばれた二人が、長い年月を共にし

 

そのどちらかの命が消えそうとなる時

 

初めて赤い糸が見えるんじゃないかと信じていた

 

妻が亡くなった時、悲しみからか

 

苦しみからか、それは幻だったかもしれない

 

でも、ボクは見た運命の赤い糸を。

 

ボクは彼女と出会い、誰よりも何よりも優しい彼女に

 

恋をした。

 

ボクはこの人と出会うために生まれてきたのだと

 

ボクを捨てた母に初めて感謝もした。

 

恋は実り、ボクたちは結婚した。

 

彼女のウエディングドレス姿は

 

どこかの国のお姫様みたいだった。

 

短い結婚生活だったけれど

 

子供にも恵まれ、天使みたいな赤ん坊を初めて抱いた時

 

本物の命を、感じることができた。

 

孤児だったボクが家庭を持てた。

 

あの頃は本当に毎日が奇跡の連続だった。

 

今を諦めそうになっている人

 

大切な人と、まだ巡り会えていない人も

 

決して諦めないで欲しい

 

運命の赤い糸をこの目で見た

 

ボクからの、生きにくい世の中を

 

必死に生きている人たちへの

 

心からのエールを送ります