女優として始動したわかつき。

 

彼女のこれまでの舞台を一つずつ勝手に振り返っていきたいと思います。

 

(プリンシパルは特殊なので除きます)

 

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「2LDK」

 

主演・松本希美 役


@俳優座劇場

 

2013年10月11日

  

記念すべきわかつきの外舞台デビュー作品です。

 

かつ、乃木坂メンバーが外舞台にソロで出演した初めての作品でもあります。

 

この舞台は全部で6日間×各日2公演ずつありましたが、わかつきの出演は初日の2公演のみ。

 

なぜなら、毎日役者が入れ替わるからです。

 

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ダブルキャスト、トリプルキャストならぬ、6人1役のセクスタプルキャスト。

 

しかも、完全2人舞台なんです。

 

劇中の登場人物がわかつきと、福田彩乃さんのみ。

 

2時間弱、ずっと2人でストーリーを進めるってすごいですよね。

 

当時はそこまでのものとは気づきませんでしたが、「セクスタプルキャスト」「2人舞台」と、その後の彼女の舞台歴を考えてもかなり特殊なものでした。

 

内容も異質で、2LDKマンションをシェアして暮らしている正反対の性格の女性2人が、口論から殴り合いの喧嘩になり、後半はずーっと戦っているという舞台です。

 

戦いと言っても、犬夜叉のような現実離れした技が出るわけでもなく、

 

あさひなぐのようにカッコいい殺陣があるわけでもなく、

 

鉄コン筋クリートのように派手に飛び回るわけでもありません。

 

普通の一般女性が泥臭い殴り合いの喧嘩をひたすら繰り広げます。

 

徐々にエスカレートしていき、しまいには本物のマヨネーズを1本まるまる頭からぶっかけたりします笑

 

ガチでマヨネーズやら、色んな液体まみれになるんです笑

 

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冷静に見ると笑っちゃうんですけど、喧嘩している当人同士はすごく真面目に戦っていて、ほとんど殺し合いに近い状態なので、コミカルとスリルのバランスが絶妙なんです。

 

僕はたぶん大人になってからまともに舞台を観たのはこれが初めてだったので、舞台ってすげー!とかなり衝撃を受けました。

 

さらに客席の天井から怖い人形が落ちてきたり、

 

わかつきが客席まで降りてきて通路を歩いたりという演出もあり、

 

ただステージ上でお芝居をするというだけではなく、会場全体を使って立体的に表現するのが舞台なんだなと、この作品で舞台の魅力を知ることができました。


また、劇中にはわかつきが「処女なめんじゃねーよ!」と怒鳴るシーンがありました。


もちろん役の上での台詞ではありますが、今のタイミングならまだしも、当時はバリバリの清楚系で通っていた乃木坂ちゃんの口から、こういう台詞が出てくること自体もなかなかの衝撃でした。


しかし、それは同時に「アイドルが演じてます」ではなく、わかつきの1人の女優としての本気さがうかがえるシーンでもありました。


その意味ではこれまでの彼女の舞台の中における名シーンの一つであると思います。

 

実はこの日は金曜で平日だったのですが、僕は仕事が休みでした。

 

振替休日をどこかで取らないといけなくて、なんか平日に乃木坂のイベントあるかなぁと思って探したところ、

 

わかつきの舞台があることを知り、急遽チケットを入手して観に行ったという背景があります。

 

(そもそもわかつきの舞台があるって知らなかったこと自体が今となっては驚愕ですが笑)

 

昼の公演を観劇してあまりに衝撃を受け、すぐに当日券に並んで夜の公演も観ました。

 

昼夜で少しだけ演出が違う部分もあり、両方観ても飽きるどころか面白さに拍車がかかっていました。

 

キャパが300人の俳優座劇場にわかつきが立つことも、もしかしたら二度とないかもしれませんね。


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自分はこの舞台をきっかけに、わかつきを本格的に推し始めたのですが、

 

もしあのタイミングで休みがなければ舞台に行っておらず、推しメンになっていなかったかもしれません。

 

(まあ、そこはいずれにせよなっていた気もしますが笑)

 

円盤はおろか、どこかで映像が流れた形跡もないので、観に行って本当によかったなと思います(*^-^*)

 

彼女がさらにすごい女優さんになって、「若月佑美出演作品BOX」みたいなものがリリースされるのを心待ちにしています。

 

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大先輩の福田彩乃さんに見劣りしない演技をこの段階ですでに表現していたわかつき。

 

今観たらもしかしたら粗っぽさを感じる部分もあるのかもしれませんが、一般人が観て純粋に「すごい!」と感じる時点で僕はすごいと思うんです。

 

努力と才能ですね(*^-^*)

 

「人生で一番衝撃を受けた舞台作品は何ですか?」と聞かれたら、

 

おそらく僕はこの先も「2LDKです」と答え続けます。

 

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