| 死体を買う男 |
| 歌野 晶午 |
- 死体を買う男 (講談社文庫)/歌野 晶午
- ¥730
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あらすじ
乱歩の未発表作品が発見された!?
『白骨記』と題され雑誌連載されるや大反響を呼ぶ――南紀・白浜を訪れた乱歩は、ある首吊り自殺に遭遇する。
自殺した男は、死の直前まで奇行を繰り返し、死後の姿も異様なものであった。
その事から自殺に疑惑を抱いた乱歩と詩人・萩原朔太郎は、推理合戦を繰り広げる…。
だが、この連載小説には、恐るべきカラクリがあった。衝撃の大どんでん返し、大胆かつ精緻なトリックで虚と実を融合させた、奇想の歌野ワールド!
本文より
いま私の横に、三百枚からの原稿用紙が積みあげられている。原稿の冒頭には、薄墨色のインクで「白骨鬼」と題されている。
本書の読者諸兄の中には、この時代がかった、ものものしい作品名に心憶えがある方もおいでかと思う。
そう、今夏、ミステリー好きにちょっとした話題を提供した、あの探偵小説である。
「白骨鬼」が物議を醸したのは、その、一種奇妙な内容もさることながら、連載の打ち切りにあった。
手元の「月刊新小説」を見ると、「白骨鬼」の第一回は同誌八月号に掲載されている。
九月号掲載分の末には、「次号、堂々完結!」とゴシック体で力強く謳ってある。
三回という短期集中連載であったわけだ。ところが…
タイトルはドロドロっぽいイメージを想像しますが、内容はそうでもないです。
内容は作中作の形式をとってあって、それがなかなかいい味をだしてます。
この作中作、江戸川乱歩風に書かれているので、乱歩好きだと更に楽しめるかと思います。
乱歩をあまり読んだことがないので、私には乱歩風かどうかは分かりませんでしたけど。
最後まで飽きずに一気に読める作品☆