「凍土壁」は失敗した | 日々のアレコレ

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「凍土壁」は失敗した



2013年9月3日、安倍総理は「福島第一原発の汚染水問題は、今後は東電任せにせず、しっかりと国が前面に立って解決に当たっていく。私が責任者として対応していく」と宣言した。


【結果】
当然の事ながら、
「凍土壁」は失敗した。





東京電力福島第一原発の建屋周囲の井戸から放射性物質を含む地下水をくみ上げ、除染後に海に流す計画で、東電は十一日、この計画を約二年前から汚染地下水対策の有力な選択肢としていたことを明らかにした。これまでは「方針は未定」と公にせず、地元への説明を始めたのもつい最近で、「後出し」に地元の不信が強まりそうだ。


東電は同日、海への排水設備の設置を原子力規制委員会に申請した。十二日にも試験的にくみ上げを始め、除染の効果を調べる。この水はタンクにため、海へは出さないという。


東電の白井功原子力・立地本部長代理は十一日の記者会見で「地下水の行き先はタンクか、排出しかなかったが、方針を明確にできなかった。説明が遅れて申し訳ない」とした。


東電の担当者は取材に、

地下水のくみ上げを計画し始めた二〇一二年夏ごろから、海への放出は選択肢にあったと認めた

くみ上げる地下水は一日五百~七百トンに上り、ぎりぎりの運用が続く地上タンクにため続けることはできない。タンクの増設計画にも、くみ上げた地下水をためることは盛り込んでいなかった。



一方で、護岸に建設中の汚染水をせき止める海側の遮水壁が完成すれば、地下水位が上がって汚染水の行き場がなくなり、地下水のくみ上げは欠かせないことは明らかだった。




今回の海への放出計画では、1~4号機の建屋周囲の「サブドレン」と呼ばれる四十二本の井戸と、護岸沿いの新たな五本の井戸で地下水をくみ上げる。いったんタンクにまとめ、新たに整備する除染装置を通し、基準値を満たせば原発前の港湾に流す。


東電は今秋にもくみ上げと放出を予定し、七日から地元漁協などに説明を始めた。地下水には高濃度の放射性物質が含まれていることから、反発も予想される。東電は海への放出を「地元の理解が得られなければしない」としている。
東京新聞



過去記事でも何度か無理だと書いたが、『凍土壁』はやっぱり失敗に終わった。


なんせ凍らない。


全く凍らない。



完成の暁には、配管を常に冷却する為の電力は必要=原発再稼働止む無しと、他の原発の再稼働も企んでいたのだろうが、税金を垂れ流しこんな実現不可能な公共事業に期待を持たせるなんて、とてもじゃないが、事故を収束させる気が本当にあるのか?勘ぐってしまう。


あえて金と維持コストの掛かりそうな『凍土壁方式』を選んで、


結果、できませんでしたでおしまいだ。





完全にふざけているとしか思えない。


なのに、海側(護岸)に建設中の汚染水をせき止める遮水壁(赤いライン)が完成すればなどとまだ戯けた事を抜かしている。




護岸沿いの新たな五本の井戸で地下水をくみ上げて汚染水と混ぜてから除染し、海に放流すると…。



その新たな五本の井戸から採れる地下水が汚染されていないなんてとてもじゃないが、常識的に言って考えられない!


結局のところ、汚染水に新しい井戸から採った汚染水を混ぜて海に放流だ。


そんなこと公には言えないから、

『新たな五本の井戸から採れる地下水』
というモノが如何にも汚染とは無縁の地下水であるかのような空気感を漂わせての作戦変更計画だ。



汚染水に汚染水を混ぜて除染し海に放流。



いまやマヤカシの言葉の代名詞である『除染』だそうだ



バカバカしくて話にならん!



海洋汚染は益々深刻度を増すことになる。



結局最初から、
いま以上の高濃度汚染水を海に流すつもりだったわけだ!





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