プルトニウム廃液を粉末化へ
東海再処理施設
日本原子力研究開発機構の東海再処理施設(茨城県東海村)にたまっているプルトニウム溶液について、原子力規制委員会の更田豊志委員は21日、溶液を粉末にする処理を近く認めるとの見通しを示した。機構は月内にも着手する。
施設には、硝酸に溶かされたプルトニウム溶液3・5立方メートルがたまっている。
粉末にすれば、停電時に冷却ができなくなっても空冷でき、安全性が高まるとされる。
ただ、施設の排気筒に穴が開いているのが2011年に見つかり、規制委が今年3月から検査している。この日、現地を視察した更田委員は「リスクを下げる対策だから、早くやって欲しい」と話し、来週にも許可を出せるとした。
機構によると、
プルトニウム溶液は、ウラン溶液と混ぜた上で蒸発させ、MOX粉末にする。処理完了には2年ほどかかるという。
(東海再処理施設内での作業風景 おい!おい!!)
施設を稼働するには本来、国の規制基準に適合しなければならないが、液体のまま保存を続けると危険性が高いため、規制委は特例的に認めることにしている。(波多野陽)
規制委員会は『安全性が高まる』などとキナ臭い事を言っているが、
たまっているプルトニウム溶液を粉末のMOXにする為のモノだ。
つまり、MOX燃料化し既存の国内原発で今後再利用させることが前提の作業である。
よりによって3.11以前に放射能漏れを起こし(JCO臨界事故)、被曝による死者をだした東海原発でだ!
気安く『安全』なんて言葉を使ってまだやる気だ!
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