差別が文化な国 | 日々のアレコレ

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娘への差別恐れ、
車の「いわき」ナンバーを「北九州」に
支えよう、3.11被災者


$たかが電気の為に。

11日で東日本大震災から2年になる。被災した岩手、宮城、福島3県では6万6千人以上が故郷を離れ、全国1200以上の市区町村へ身を寄せる。津波で肉親を失った人、原発事故で一家離散を余儀なくされた人、故郷に戻れなくなった人。北九州市には194人が暮らす。「あの日」から2年となる今、被災者はどんな思いで過ごし、私たちに何ができるのかを、考えたい。

写真の中の振り袖姿の女性たちがピースサインでほほ笑む。福島県富岡町の「広報とみおか2月号」の表紙を見て、44歳の女性は「私も昔、町の成人式に出たのよ」と和やかな表情を見せた。

北九州市で女性は今、夫、6歳と3歳の娘2人と暮らす。故郷の広報誌は「未来への希望を胸に」との見出しで、町主催の成人式の様子を紹介していた。

富岡町は、福島第1原発事故に伴い、立ち入りが禁止された警戒区域にすっぽり入る。約1万6千人の町民は全員が町外避難。役場も約50キロ離れた福島県郡山市へ移った。町は「町民の絆をつなぎ留めよう」(企画課)と福島県内外に避難する約7300世帯に毎月、広報誌を郵送する。

   ◇   ◇

2011年3月12日朝、町の防災無線で「西へ逃げてください」と避難指示が出た。第1原発に異常が起き、政府が「3キロ圏」としていた避難指示の範囲を「10キロ圏」に拡大したためだ。

女性は数日分の着替えと食料を持ち家族と車で西隣の村へ逃げた。1週間ぐらいで帰られると思ったが、この日以来、帰宅していない。

午後3時36分、1号機が水素爆発した。「ここにいちゃ、危ない」。夫の実家の北九州市へ車で向かった。道は大渋滞。余震が続く中、トンネルや橋を通るとき、冷や汗が出た。夫の実家には2日後に着いた。この日、3号機が水素爆発した。

   ◇   ◇

今も娘が熱発すると、まず疑うのが放射能の影響だ。「1号機の爆発で、放射性物質を吸い込んで内部被ばくをしているんじゃないか」。当時、現地で救助に当たった警察や自衛隊員たちは防護服と防塵(ぼうじん)マスクを装着。だが、着の身着のままで逃げた避難者はマスクさえしていなかった。

娘2人は今、北九州市内の保育所に通う。女性はママ友もでき、周囲は「分からないことがあったらいつでも聞いてね」と温かい。

ただ、故郷の知人からこんな話も聞いた。※茨城県に避難したある家族のことだ。入居するアパートに着いたとたん、周辺住民から「福島の人は来るな。放射能を持ってくるな」と抗議され、福島に戻ったという。

長女は今春、小学校に入学する。夫は「学校で仲間外れにされるかも」と心配し、車のナンバーを「いわき」から「北九州」に変えた。万一の策とはいえ、故郷を隠すような生き方に「切なさ」が募る。

   ◇   ◇

娘たちはおばあちゃんがいる富岡町が大好きだった。広報誌をみると、長女は「また雪だるまを作ろうね」と言いつつ、「なんで帰れないの…」と泣きだす。

広報誌には、町内72カ所の放射線量データを載せた欄がある。女性宅近くの交差点は「毎時30マイクロシーベルト以上」。毎時30マイクロシーベルトは、年間換算で原発作業員の年間被ばく線量限度の5倍を超える数値だ。町は一帯を帰宅時期のめどが立たない「帰宅困難区域」にする案を国に申請する予定という。

北九州市で暮らして2年-。今も時々、九州での生活が現実でないように感じることがある。女性は広報誌を差し出し、記者に言った。「これ持って帰ってください」。記者が真意を尋ねると、女性は続けた。「これがあると、思い出すから。ここでの生活に集中したいから」

=2013/03/01付 西日本新聞朝刊=より転載


>※茨城県に避難したある家族のことだ。入居するアパートに着いたとたん、周辺住民から「福島の人は来るな。放射能を持ってくるな」と抗議され、福島に戻った


これは風評被害だ。


歪んだ社会そのものだ


その殆どは放射能・被曝というものについて正しい情報を隠蔽している国や御用マスゴミに責任があるが、なんだか差別というもの自体がこの国にはある意味『文化』としてあるようだ。


当然のことだが、なんで福島から避難した人が「福島の人は来るな。放射能を持ってくるな」なんて言われる筋合いは無い。


何だって言うんだ?人を放射性物質だとでも思っているのか?


自分は被曝していないと思っているようだな!


あぁ~おめでたい奴らだよむかっ



バカじゃないの?


どっかの電力会社さんのポンコツ発電所が広範囲にばら撒いた目に見えない汚染物のお陰で、


みんなとっくに被曝しているぜ???



ちゅうかさぁ…
だいたい茨城県も汚染されているんだが…


$たかが電気の為に。
(文部科学省発表放射能汚染マップ)

去年の秋にオイラ仕事で茨城県ひたちなか市に四日間泊まり込みで行ってきたんだが、



その際、宿泊施設の一階玄関の前に芝生で毎日エアーカウンターで放射線量測定していたんだがな



0.22~0.23μSv/hだったぜ?(何度測定してもこれ以下には下がんねぇんだよ)


悪いが、そんな放射線管理区域相当の場所で四日間泊まり込みだったぜ!



この国には『村八分』というイヤらしい言葉が存在する。


いま風に言えば、仲間外れにして差別の対象にすること


差別する側・差別される側


大半の人は差別される側に成りたくないから、率先して差別する側に身を置こうとするんだ。


どんな理由でも、こじ付けでもだ!


その差別の奥底には、


「自分さえ良ければ良い・他人なんてどうなろうと知ったこっちゃない」


差別している奴らは誰も口に出しては言えないが、こういう身勝手な本心が見え隠れする。


3.11震災直後から日本人のマナーの良さや助け合いの精神なんかが海外のメディアから散々賞賛された。


しかし、オイラそれはどうかと思ったよ…



この国の国民は群れると直ぐに差別の対象を探し出す。


そして、自分の身を差別される側では無く差別する側に置こうとする。


社会問題になっている学校にいじめがいい例だな…


東北関東近県の人は程度の差はあってもみんな被曝してんだよ!被曝している同士で何言ってやがる!


放射能は風邪では無いから感染したりしない


くだらない幼稚な行為はやめろ!


くだらん差別をしているバカはもう少し放射能というモノの知識を得なさい。



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