

昨年の5月の事、渋谷マークシティ内、JRと京王井の頭線の連絡通路にある岡本太郎の壁画「明日の神話」に、東電福島第一原発事故を風刺する絵が付け加えられる珍事件が起きていた。
ツイッターなどのネット情報で話題となったようだが、デマではなく本当に追加されていた。
この珍事件の犯人は、

Chim↑Pom (チンポム)
2005年8月、東京で結成されたアーティスト集団。メンバーはエリイ、卯城竜太、林靖高、水野俊紀、岡田将孝、稲岡求の6人編成
2005年、会田誠のサンフランシスコでの個展開催時に、会場の一部で作品を展示し、アート界にデビューする。映像作品を織り交ぜたインスタレーションを中心とした展示で、動物の生死や都市におけるタブーなど、刺激的なテーマを次々に扱い、常に賛否両論を巻き起こしている。
2008年10月には被爆地である広島県の上空に、飛行機雲で「ピカッ」という文字を描いたことが問題となる。報道が過熱し謝罪会見にまで発展、予定されていた広島市現代美術館での展覧会が取り止めになった。2009年3月に、騒動を検証した本『なぜ広島の空をピカッとさせてはいけないのか』を刊行、それに合わせて「広島!」展を開催し作品を発表した。
2010年、河出書房新社よりChim↑Pomの初作品集が出版。 同年、アジアの最優秀若手作家を決める「Asia Art Award」のファイナリストが発表され、日本代表に選出される。 同年、世界の重要な国際美術展のひとつであるサンパウロ・ビエンナーレに参加。
2011年5月1日夜に発見された、岡本太郎の壁画「明日の神話」へ絵を付け足した行為について、自分たちの仕業だと名乗り出たことが警視庁への取材で分かった。岡本太郎記念館館長の平野暁臣は、付け足し行為に対し「みなさんはいたずらとおっしゃるけれど、スプレーを作品に吹き付けたり傷つけたりしたわけではない。『明日の神話』は後世に残すべき作品だと敬意を払ったやり方をしている。ゲリラ的な瞬間芸として、明らかにアートの文脈で行われた行為です。ただ、作品としては斬新さも感じないし、ほめるつもりもありませんが」と評すなど本行為に理解を示す美術関係者もいる。(wiki参照)



渋谷駅構内にある岡本太郎の壁画「明日の神話」に東電福島第一原発を風刺する絵が付け加えられる事件。
「無断で設置」としてはNY美術館、大英博物館などに勝手に自分の作品を展示することで世界的に有名になったBanksy (バンクシー)が知られていますが、今回の事件に際しても原作を損傷したわけではなく、Twitter上や岡本太郎記念館の平野暁臣館長も「芸術としてやろうとしたのではないか」と評価されていた。
海外では発見された作品がBanksyのものと知られるやいなや、評価も価格も急上昇という現象が生まれているけれども、そのようなシーンが日本でも始まるのだろうか。

昔、太陽の塔の目玉に左翼男が登った事件の時、岡本太郎は、
「イカスねぇ ダンスでも踊ったらよかろうに。
自分の作品がこういう形で汚されてもかまわない。
聖なるものは 常に汚されるという前提を もっているからね。」
とコメント。
「(国立近代美術館で作品が切りつけられて)
切られてなにが悪い! 切られたらオレがつないでやる! それでいいだろう。
こどもが彫刻に乗りたいといったら乗せてやれ。それでモゲたらオレがまたつけてやる、
だから触らせてやれ!」
「銀行預金のようにしまっておくための芸術なんて、何の意味があるか!」

岡本太郎
(平野暁臣著「岡本太郎『太陽の塔』と最後の闘い」より)
芸術はその瞬間瞬間の爆発。
その爆発によって観る者が心を揺さぶられるものなのである。
もしも岡本太郎氏が生きていたら
「もっと描け!もっと怒りを爆発させろ!」
と言っていたはずだ。
これから育っていく若いアーティストの活躍に期待したい!
話しは変わるが、
そんな渋谷の街
原発事故による放射能汚染は、もう既に渋谷という場所も汚染してしまっている。
本来なら、渋谷も人が住む・生活するには適さない環境である。
↓
渋谷もチェルノブイリ強制避難区域並みの汚染 A・ガンダーセン氏
この岡本太郎氏の壁画「明日の神話」は、
いま私たちが置かれている状況をそのまま予言していた。
この「明日の神話」の中にいる人みたいな奴らは私たちそのものなのだ。

「明日の神話」は今日も汚染された渋谷の街を見下ろしている。
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