ガソリン不足が解消されて来たので実家福島県に帰省しています

私の実家は福島県で一番南、白河市です。
東北新幹線はまだ那須塩原(栃木県)止まりなので那須塩原から臨時バスで40分かけて福島入り



市内は落ち着いています

スーパーには納豆も牛乳もお豆腐もたくさんあります

でもよく見てみると、蔵にヒビがはいっていたり、地震の爪痕があちこちにあります。
中でもお城の石垣が崩れてしまったのは本当に残念

垂直にたっていて、石が渦巻き
状に積んでる珍しい石垣だったのでショックです




我が家はあちこちヒビが

食器や本など、色々落ちたみたいですが、でも誰も怪我しなくて良かったです。
今日は中学時代の同級生のバイオリニストとランチデート

古民家を改装したカフェレストランでランチはスープ、ドリンクバー付きで700円

カニクリームコロッケを頂きました

美味しかった

福島県に住むこの友人は、「東京は日本の中心だし、東京の人には元気でいて欲しい」と話していました。
自粛ムードを抜け出して、元気を出そう
東京


私たちに今できることは活発な経済活動です

でも今日悲しいニュースを聞きました

風評被害で東京からの運送が遅れているということ。
トラックの運転手が栃木県との県境でストップしてしまい、福島県まで入って来ようとしないそうです。
先週、那須塩原からタクシーで福島まで行きたいお客さんを運転手が乗車拒否するという出来事がありましたよね

トラックやタクシーの運転手さんがよく聞く、ラジオのパーソナリティの方にはこんなことが起きないようにぜひ呼びかけて頂きたいです。
そんなこともあり、我が家では「私が東京に帰ったら、近寄りたくないとか言われるかもね。差別されるかもね。」とノワールなジョークが飛び交っています

福島県は都道府県の面積全国3位の大きな県です。
例え一部地域に出荷自粛の農産物があったとしても、一概に福島だからと言って避けるのはいかがなものでしょうか。
それは福島県民にも言えることです。
県民同士で風評被害とか、悲しすぎます

ただ、有り難いことに、被災地を応援して下さる人がたくさんいらっしゃることも事実です。
八重洲の福島県のアンテナショップは連日賑わっているそうです。
ありがとうございます

がんばれ被災地



Viola:田口 厚子 Atsuko Taguchi