イタリア買い付けと休暇の旅。

震災の傷も癒えない日本からイタリアへ向かったのは４月７日のこと。

国立(くにたち)は今まさに桜の満開の直前

朝６時半、少し寒そうな桜に見送られつつ同行の、やはり国立(くにたち)で素敵な雑貨屋さんを営む友人とリムジンバスの乗り場のある最寄り駅へ向かう。


出発は関西国際空港からかも知れない、という状況でもあったのだけれどもラッキーなことに成田からの出発となった

十分時間を取っていたのでそれぞれが自分の用事を成田国際空港で済ませて再び合流。

暫く食事はイタリアンになるのでお茶漬けの店でお食事

鯛のお茶漬けで腹ごなしをし、いよいよイタリアに向かった。


さあ、今回はどんな旅になることやら？

そしていきなりローマからギリギリセーフな状況に陥っちゃうのでした

この日のブログ、続く

真夏の日差しのイタリア。

春夏物の買い付けでやって来たイタリアはフィレンツェ。

９日の土曜日には33℃という気温を市内では観測したらしい

いきなり夏になってしまった

世界中からの観光客もウールコートあり、タンクトップあり、ブーツもあればビーサンで歩くヤツもいてまぁみんな訳分からなくなっている

楽しい混乱だけど日焼けは想定外。

土曜日の午前中はのんびりとし、午後は友人に塔の街サン・ジミャーノに連れていってもらう。

街は小高い丘の上にあり街を見渡せる高台へはとにかく歩いて登るしかないから、この暑さではたいへんへこたれた。
風景は美しいけれどこっちは顎が出てぜーはーちっとも美しくなくてがっかりだわ

買い付けはひと休みの1日だった。

今年の初イタリア。

震災もあり、今年の夏の買い付けは半ば諦めていたんだけど、無事だった私たちが必死で働くことも支援になるのだ、とイタリアに買い付けにやって来ました。

風評被害で差別もある、なんて聞いていましたがローマ空港でもガイガーカウンターでチェックされるわけでも、ボディーチェックされるわけでもなく、日本人だからと言って特別に扱われることもなく何だか肩透かしな感じ。


ローマからフィレンツェ行きのローカル線が４時間の遅延するというアクシデントはあったものの無事にフィレンツェに到着。

さあ、明日からのんびりと買い付けしなきゃ