先週金曜日の新学期初日に参加した息子。


新しいクラスで新たな出会いがあった。

一年前の息子同様、息子の古巣から転籍してきた2年生男児が仲間入りをした。


昨年度のうちに、その男児が学校へ体験参加した日と、
息子の数少ない登校日とが重なった際に、
その男児と息子が時折顔を出す公園で会ったことがある
→共通の知り合いがいることが判明していた。

転入前になってその男児は、
どうも我が家と同じ町内で暮らしていそうだという所までは予測がついていた。




そして金曜日


息子と一緒に一時間目半ばに下駄箱まで向かうと、
新たに仲間入りをしたその男児と、
私は初めて顔を合わせることになった。


転籍初日ということで、お父様が付き添われてお出でだったが、
教室に入ることを拒んでいる最中に、
遅れての登場を当たり前のように振る舞う親子(私たち)が登場し、
男児は少々面喰らっている様子だった。


すでに顔と下の名前を知っている息子は「よっ!おはよっ!」と声を掛け、
私は「初めまして~。今日からよろしくね~」と軽く挨拶を済ませて教室へ。


息子と私が教室で荷物の整理をしているうちに、
程なくして、男児とお父様も教室に入ってきた。


教室に入ってからも拒否感は続いていたが、
根気よくなだめるお父様の姿があった。




その様子を見掛けて、一年前に不安で一杯だった自分達のことを思い出した。
特に息子同様、普通級しかない学校から転籍することになった
その男児の心情を察することは難しいことではなかった。



どこかのタイミングであの男の子に声を掛けたい気持ちが芽生えた。

私も息子も一年前は同じ気分だったこと。

雰囲気の違う学校に足を踏み入れていく時の不安感。

引っ越しという原因からの転校ならまだ受け入れやすいけど、
引っ越しもしない転籍の心細さに、ざわつく胸のうち。


そのざわつき、あって当たり前だから。
ざわつき隠すことないから。
ざわつくの無理して抑えることないから。

分からないことだらけで不安だよね。
学校の造りも違うしね。

少しずつ、知っていったらいいよ。
一気に分かろうとしなくていいんだよ。



そんな言葉を掛けたくなった。



下校のとき。


担任から自己紹介でゲームの話題になったら、
新たな仲間となった男児と息子が意気投合していたと報告を受けた。
担任も遊び方の好みが、息子とその男児は合いそうな気がしていると話す。


息子と落ち合い、車に向かう途中で、
その男児とお父様と顔を合わせたので、私から声を掛けてみた。

待っていたチャンス到来✨



新しいところに来て
分からないことばっかりで
いろいろ不安だよね~

その気持ち分かるよー
うちの○○も一年前に同じ学校からここに
移ってきたの
だから、その時はいろいろ心配だったよー

でもさ、少しずつ知っていけば大丈夫だからさ!
一気に覚えなくても大丈夫だからね



急に話し掛けられて驚いたのか、両方の手を真っ直ぐ体の脇に下ろして、
きをつけ!みたいな格好のまま、小さく頷きながら私の話を聞いてくれた。


お父様へも同じ町会に住んでいることを伝え、これまでの経緯もちらっと伝えた。



学校から帰宅すると、
新しく友達になったその男児と公園で顔を合わせることを期待してのことか、
ちょっと公園行ってくる~と自転車にまたがる息子。


息子の期待は果たされ、
月曜日に共通してチャレンジしているゲームの中で、
フレンドになるIDを書いてきてもらう約束してきた!と、
帰宅後に教えてくれた。


忘れないように、家帰ったらすぐに
メモした紙、ランドセルに入れておくって言ってたよ!



息子も嬉しそう。

転籍後はなかなか話題を共有できる相手に恵まれず、寂しい思いを抱えていた。

年は三つ下だけど、対等に話せることを喜んでいた。
「年齢なんて関係ないんだよ。話が通じるのがいいよ。」

 

約束を交わしたことが力になったのか、
今朝、一時間目から登校した息子。

学校に向かう車の中から、スクールバスの到着を待つクラスメイト達を見掛け、
私と息子の方が一足先に学校に到着すると、
担任からバスの到着が遅れていることを耳にした。


新年度二日目。
不馴れなことの連続。



様々な特性から一つの教室に集うことになった子どもたち。
得意なこと、苦手なことにそれぞれ違いがあるのが当然だということを、
学校という集合体の中で、
自己需要しながら体験を重ねていけたらいいな。


じわじわと広げていこう。
自分の器も、歩いていく世界も。