4h/8month | らぶげっちゅ。

4h/8month

17:00pm、都内某所。
某LiveHouse前。
しゃがみこんでいる君。
8ヶ月ぶりに会う彼は、一瞬私の事がわからなかったみたいだった(笑)
「髪の感じ変わったね」って言って髪に触れながら笑う君。
そりゃそうだよ。
あれからどれだけ経ったと思ってるんだ(笑)

久々の、それでいて初めての再会。
2人共ぎこちなく笑いながら歩く。

「御飯食べようよ。お腹すいてない?」

「あー、俺はお腹減ってないやー」

「そっかー。。」

ただセックスするだけってのは嫌だったんだけどな、残念。

「あのね、今日俺あんまり時間無いんだ」

・・・やっぱり、そうきたか。

「えー、じゃあ何時くらいまでなら一緒に居られる?」

「遅くても21時くらいまでには戻らないと。。」

ははっ、ヤるだけヤって帰る、と。何だよそれ。
でもここまで来たら退けない。
ここまで来るためだけに、どれだけ時間を費やし、どれだけ周りに迷惑をかけたのか。。

「そっかー、残念。じゃー、私はここらへんの地理わかんないんで、行き先はお任せします♪」

がんばれ。
ほら、明るく明るく。


繁華街からちょっと離れて、お茶を買って、ラブホに入る。
ラブホ来るの久々だなぁ~。。
3室しか空いてないのに迷う君。
3択だぞ。
大して値段変わらないんだから迷うなよ(笑)
そんな所が可愛いんだけどさ(笑)

お部屋に入っても居心地が悪い。
だってお互いほとんど初対面みたいなもんだし。
最初の時はほんっと酔ってたからなぁ~。。

チョコを渡すとすっごい喜んでくれて、
「1番乗り?」って聞いたら、
「もちろん!ダントツで1番乗りだよ!」って言ってた(笑)
でもチョコより先に酒を開けるのはやめなさい。
しかもコルクの頭がもげちゃって結局開けられてないし。バカだ(笑)

チョコを一口食べると同時に「美味しい♪」って笑顔で私にもくれる。
お口にあ~ん、って。
1分間だけバカップル(笑)

「甘いもの平気だった?」

「うん、チョコ大好き♪」

良かった~。
でもチョコ大好きなんだったらもっと甘くていっぱい入ってるの買えば良かったかな。

「でもさ、Liveとかで山盛りチョコ貰ったりするともう見るのも嫌ってなるんだよね~」

!!!
危ない危ない。
最初に渡せてラッキーだったかも。


他愛もない話をして、お風呂にお湯をはって、でもお湯を入れ終わる前に押し倒される(笑)
おいおい、押し倒すキャラじゃないだろー、君は。
「俺も会いたかったんだよ」とか、
「前会った時より可愛くなったね」とか、
現実味の無いセリフを聞かされながらお互いの服を脱がしていく。

久々に身体に触れられるのは、興奮より緊張の方が勝ってしまったみたいで、どうしてもロマンチックな雰囲気にできない。
ずっと笑顔で、笑いながら。。。
・・・ん、笑ってちゃダメじゃん!(笑)
もっと清楚に、それでいて情熱的に行こうぜ。
あーあ、こんなんC嬢とかI氏とかに言ったら殺されるわー。

ただ目の前に彼の顔があるのが「不思議だなぁ」って思ってしょうがなかった。
もったいないな。
せっかくなんだから楽しめ、自分。
元を取って帰れ!(嘘/笑)


色んな話をして、2人でゴロゴロして、そのうち
「あ、俺やっぱお腹減ってきたかも」とか言い出して。

「何が食べたい?」

「何でも良いよ~」

「私も何でも良いよ♪とりあえず人に見られないような所なら(笑)」

「あ、そーだよね(苦笑)じゃー、早めに出て事務所の近くの居酒屋行こうか」

名残惜しいからゆっくり支度して、外に出て手を繋いで歩く。
「誰かに見られちゃうよ~(笑)」って言っても「大丈夫。ここまでくれば誰も居ないよ」って言ってくれる。
寒いから、途中からバンプのスノースマイルスタイル(笑)に変更。
はい、わかんなかったら歌詞引いて下さい。
お招きされちゃったんですよ♪<バカ。キモイ。氏ね。アホ女。

「歩くの遅いよ」って言われながらも15分も歩くと、繋いでる方の手と鞄を持ってる手の温度差がすごくて、それが彼のポケットの中と外気温との温度差のせいなのか、それとも自分気持ちを表してるのか私にはわからなかった。


居酒屋で、カウンター席に案内されたからホントは一瞬「ゆっくりできないじゃん」とか思ったけど、考えてみたら並んで座れるんだからオールオッケー。
むしろ店員GJ(笑)

不思議なもので、楽しい時間って一瞬で過ぎるって言うけど、全然過ぎない。
タイムリミットは21時。
たった4時間しか会えない。
「きっと何にもできないまま、あっという間に過ぎちゃうんだ!」って最初に思ったのに、最初に一晩一緒に居た時より遙かに色んな話をして、笑って、甘えて、いじわるしたり、まるで何日もそこに居るみたいな気分だった。
彼も「あぁ~、違う世界(キャバか?/笑)に居るようだ~。。どうしよう。。もう仕事ヤダ。。」って揺れているのが笑える。
「そんな事言うんだったらもっと一緒に居ようよ~」
ま、21時からレコーディングが入ってるから無理なのわかってるんだけどね。
言ってみただけだよ、バカ。

自分すっごい都合の良い女だよなーって思う反面、
2日後にLive入ってる状態で、リハとレコーディングの合間を縫って、しかもリハでもトラブル連発してて、なおかつ本人も極度の風邪っぴきで超しんどい状態なのに時間割いてくれたって事が嬉しくてしょうがなかったりする。
ま、ヤツの言ってる事が全部ホントだったら、っていう仮定の元で言ってるんですけどね。


最後の方は2人共あんまりしゃべらなくて、手を繋いだままお互いにもたれかかって、もう21時なんてとっくに過ぎてて。。
「帰りたくないんだよ」って思ってるのが(勝手な思い込みだってわかってるけど)伝わってきたから、しょうがなく解放して差し上げた(笑)
別れ際はあっさり行かないとと思いながら外に出て、「またね」ってキスをして、彼は事務所に、私は駅に向かって歩く。
キレイに背を向けて。
正反対の方向へ。
酒のせいか、舞い上がってるせいか、何故か寂しくない。

駅で電車を待っていても、色んな事を思い出して顔がにやけて、多分って言うか絶対不審人物(苦笑)
心の底で「次はあるの?」「あってもまた半年以上待つの?」って声が聞こえるけど、そんな声もかき消されるくらい脳内で今日の会話が再現されてる。


まだ21時だから、当初行く予定だったI氏のLiveに顔を出して、ドラヲタな友人と飲みに行く。
I氏にもちょっと挨拶をして「どうやったどうやった!?」とか聞かれながら、たった4時間しか会えなかった事、でも幸せな事を伝えると、「深いな。。。」と謎のセリフをI氏は残して行った。
何が深いんじゃー!(笑)
あ、LiveHouse前で最初待ち合わせたって話をしたら「そんな誰に見られるかわからん所で待ち合わせなんて、あいつアホなんちゃうか!?」と驚いていた(笑)
うん、うちもそう思うよ(笑)頭ちょっと足りないかもね(笑)


あーあ、飲んでると、、、本当は寂しいんだけど。
本当は明日にでもまた会いたいんだけど。
まーしょーがない。
次の男を探すよー。



・・・でもきっと見つからないから、それまでは待っててあげる。
早くまた暇作ってくれなかったらホントに知らんからなー(`^´)



・・・以上、日本一都合の良い女の4時間レポート。