みちのく(人)ひとり旅【5日目 その①】~熊本⇒鳥栖スタジアム散策⇒チロルチョコ!?~ | Rururyo⑬『ヴァンラーレ八戸』 熱烈応援ブログ

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岩手・盛岡から、ヴァンラーレ八戸を『熱く!』『優しく!』時折『厳しく!』応援するブログです。

ヴァンラーレ八戸の他にも、岩手など他地域のサッカーの話題も少々綴ります。

熊本での車中泊の朝。

 

今まで起きたときには、まだ辺りが暗い時間帯に起きることばかりだったのが、この日はやけに明るい。

 

6時起床予定だったのが、完全に寝過ごしました・・・。

 

時計を見ると7時半。北九州までたどり着く時間までは十分余裕があるものの、熊本城をちょっぴり見てから北九州に行こうと考えていたため、熊本城を見ることは諦めることにしました。。。(;_;)

 

朝は余裕があるものの、今日から明日にかけての日程は超強行スケジュール。

 

熊本を出発してから、鳥栖に寄り道してベストアメニティスタジアムの外観や周辺を見学。そこから北九州 ミクニワールドスタジアムでギラヴァンツ北九州の試合観戦。20:00ころには試合が終わり、そこから鹿児島へ向かい寝ずのドライブ。

 

サッカー見たい!天気の良い状態で桜島を見たい!!と強く願うからこそなせる技。

 

 

15時にはミクニワールドスタジアムに到着し、雰囲気を思う存分感じたいことから8時過ぎに熊本を出発!

 

途中、熊本最北の山鹿市にある道の駅 鹿北で休憩&朝食。

 

三連休の初日ということもあってか、朝からかなり賑わってました♪

 

朝食を選ぶついでに店内を物色。

 

熊本だけあってくまもんグッズがイッパイ!

 

また、熊本はスイカの産地ということもあって、スイカがたくさん並んでいました。

 

 

朝食もとり休憩も十分したので、鳥栖に向かい出発します。

 

鳥栖までは国道3号線をひたすら北上!!

 

久留米に入り鳥栖までもう少し!といったところで、なにやら右手に大仏?観音様?を発見!

 

遠くからでもその大きさが分かります。一昨日は久留米を夜通ったので全く気がつきませんでした。

 

調べると、成田山久留米分院にある慈母大観音で高さ62mあるそうです。

 

ちょっと見ていきたい気持ちもありましたが、鳥栖のスタジアムを早く見たいという気持ちがはやり、そのまま鳥栖に向かうことに。

 

 

鳥栖市内に入るとすぐにベストアメニティスタジアムに到着しました。

 

試合が無い日とはいえ、まあ周辺が閑散としていること。

 

周辺道路もクルマがほとんど走ってません。

 

それもそのはず。この周辺は工業団地や卸団地のようなところになっていて、その中にベストアメニティスタジアムがどーんと建っています。

 

とりあえず、スタジアム前の駐車場にクルマを停め、周辺を散策します。ちなみに、スタジアムの駐車場には余裕でクルマを停めることが出来ました。もちろん、駐車料金もとられません。サガン鳥栖の試合があるときは駐車場は使えないかもしれませんが。

 

その駐車場からスタジアムをパシャリ。こっちはアウェー側ゴール裏スタンドですね。

写真だと分かりづらいかもしれませんが、ぱっと見の印象は意外と老朽化が進んでいる?というのが外観を見ての率直な感想でした。

 

鉄骨の部分にサビがでてきており、それが遠目からでもわかってしまうくらいでした。

 

実際、老朽化対策工事を現在実施しているそうで、この日もメインスタンド側を工事していました。ですので、メインスタンド側の鉄骨はサビの跡は見受けられませんでした。

 

上の写真おスタジアムの入り口の向かう階段のあたりまでくると、スタジアム周辺の案内図が。

 

今いる地点はこの写真で一番下側。ここから反時計回りでぐるーっと道路沿いに一周してみます。

 

バックスタンド側周辺は公園になっており、この日は少年野球の試合が行われていました。

 

天気もよく散策するにも気持ちが良い!ただ、ちょっと暑いかな?この日の気温も30度ほどあったようです。

 

公園を歩いていると、サガン鳥栖を応援する自販機。

全国各地、スポーツチームことに様々なバージョンがあるチーム支援自販機。そういえば、鹿児島ではみかけなかったな・・・。

 

今度はホーム側ゴール裏方面へ。

鳥栖駅から出るとすぐのところにあります。この坂を上ると・・・

チケット売場です。

 

サガンの試合の時は混雑するんだろうな~この辺り。

 

あっ!トーレスいたぁ!!!(二次元だけど)

トーレス見たかったわぁ。

 

現在、J1で苦戦中の鳥栖。地方のチームでもここまでできるのは凄いと感じるだけに、何とか踏みとどまってほしい!!

 

ホーム側ゴール裏スタンド入り口。

 

近づくと、スキマから少しだけ中が見えます。

サッカーが見やすそうな角度のついた座席をみると、何故か変なハイテンションになってしまう。サッカー好きに加え、スタジアム好きの性ですね。。。

 

 

今度はここから鳥栖駅に向かいかかる歩道橋に向かいます。

 

試合の日は、この歩道橋を多くの人達が通っていくんだろうな・・・と想像します。今はそれが信じられないくらい、とてものどか。

 

市議さんか県議さんかわからないけど、ほとんど人が通っていない中演説してて、通るのが若干気まずい状況で歩道に向かいます。

 

その歩道橋からみたスタジアム

いいかんじですね~

 

歩道橋のたもとには九州のJチームを示す看板が。

九州もJ空白地帯は宮崎のみ。

 

東北も青森県のみ。それは今年で卒業だ!

 

鳥栖駅側地上からみるとスタジアムはこんな感じ

 

やっぱり、専用スタジアムっていいですよね!Jリーグの各ディビジョンの昇格要件でスタジアムに関しては、専用スタジアムの場合は収容人数などの要件をトラック付きのスタジアムより緩和すればいいのにっていつも思う。

 

何故かっていうと、サッカーを見る楽しみをより多く与えることができるから。

 

座席収容人数という要件にとらわれすぎるのは、どうなのかな?って思いますね。収容人数が多いガラガラのスタジアムより多少収容人数が少なくても、満杯のスタジアムのほうが選手としても観る側としても盛り上がりますし。

 

このあと、北九州の試合を観て、一層それを感じることになります。

 

で、こちらが鳥栖駅。地方の駅って感じでとても親近感が沸きますねぇ。なんかホッとする。

 

で、この鳥栖駅の正面がメインスタンドとなります!

向かって右手側が改修工事中。左手側は鉄骨のサビが目立ってますね(^◇^;)

 

ここを右手に行くと周辺を一周することとなります。

 

最寄り駅から徒歩5分、立派な専用スタジアム。ロケーションとしては十分なのだが、実は鳥栖市は人口が7万人しかいない。これは百年構想クラブを含めても最小の人口。

 

もちろん、鳥栖市は九州において交通の要衝ともいえる地でもあり、そのこともあり大企業の工場も多い。にしても、人口7万人しかいない鳥栖が何故試合になると2万人以上集めるのか?

 

これも鳥栖という立地が影響していると思う。

 

まず、佐賀県で考えると佐賀市は人口23万人。鳥栖までの距離は30km弱。

 

そして鳥栖という地は佐賀県が福岡県に東に食い込んでいる部分である。そうなると、筑後地方の中心都市である久留米が隣接しており、人口は30万人。周辺人口を合わせると40万人くらいはいるのかな?

 

そして、大都市 福岡市までもそれほど遠くない。距離にすると30kmくらい。八戸~十和田間ぐらいの距離だろうか?そのあたりまでの集客は見込めるはず。

 

こう考えると、鳥栖がJ1に位置し、集客もできているベースはある程度整っていることがわかる。

 

もちろん、それに加えイベントも充実しており、クラブがアイデアを絞って様々な試みを行っていることにより集客できていることは紛れもない事実である。

 

ただ、そんな鳥栖にもここにきて逆境が。メインスポンサーのサイゲームスが今シーズン限りでスポンサーを撤退するとのこと。このことにより、J2降格ともなればクラブ経営もかなり苦しい状況となる。

 

今シーズンは成績面も含めて、サガン鳥栖にとっては試練の時となっている。場合によってはフェルナンド・トーレスも放出となる可能性も・・・。

 

色々なことを調べていくと、Jリーグにも様々な規定があり、クラブの所属している都道府県を越えての営業活動の禁止なんてのもあったりするそうです。

 

鳥栖を始めヴァンラーレを含めた、県境に近いところにあるクラブは隣接する他県からのサポーターも多い。ましてや、県にこだわる必要性のない地域もあるし、県は違えど文化的にもともと一緒だった地域もある。

 

地方クラブにとっては、どこか釈然としない規定だな~って感じました。今でもこの規定が残っているのかすら分かりませんが・・・。

 

鳥栖の場合は、ブリヂストン(創業者が久留米出身)が協力して、様々

な活動を実施しているそうですが。。。ヴァンラーレの場合は、岩手研北全域がグルージャ盛岡のホームタウンになっているので、難しいことになりますね。

 

鳥栖を観ていると、地方都市のチームの可能性を感じさせるとともに、地方チームのスポンサー獲得を含めた運営の難しさも痛感させられます。

 

サガン鳥栖には、地方チームの星としてこの困難を何とか乗り切ってほしいと感じました。

 

 

1時間ぐらい散策し、再度、北九州に向け出発します!

 

北東方向へクルマを走らせ、筑豊ナンバーが目立つ「田川市」に入りました。

 

片側2車線のまっすぐな道路が続く田川市ですが、でっかいチロルチョコの看板を発見!

 

なんだこれ!?と思い、クルマを停めます。

 

ここ、田川市にはチロルチョコで知られる松尾製菓の工場があるそうです。(チロルチョコを販売する会社は分社されたそうですが、もともとは松尾製菓で製造し、本社も田川市だったそう)

 

工場に近づくと、辺りはほんのーり甘ーい香り。

 

そして、工場近くのこの幹線道路沿いにチロルアウトレットショップなるものを発見!!

 

迷わず中へ。

 

中に入ると、狭いスペースにチロルチョコのアウトレット品が並んでいます。バラで売るのでは無く、一種類のチロルチョコが袋にまとめて入ってて、普通に買えば1000円以上するものが500円で提供されています。

 

朝に来ればもっと種類があったようですが、ボクが入店したときは8種類くらいになってました。

 

何にしようか迷いましたが、あまり見かけない「とうもろこし」と「クロワッサン」を購入。

 

とうもろこしはこんな感じです

 

とうきびチョコをお手軽にした感じの味で美味しい!!

 

そして、クロワッサンはこちら。

ほんのりクロワッサンの香りがして、これまた美味しい!!

 

普通に買えば、たしか1300円するって書いてありましたが、500円で買えてお買い得でした。

 

 

寄り道もそこそこに、再び北九州を目指します!!

 

5日目 その②に続く・・・