本日もご訪問ありがとうございます。

 

帰国してもうすぐ1か月以上

経とうとしている。

 

日本に戻り

時は駆け足で過ぎて行くけれど

ずっと心がざわついて

ここに有らずという感じ。

 

さすがに旅行を忘れてしまいそうなので

記録します。

 

 TODAY'S
 
カッパドキア

 

 

4月14日(日)

前日 長いバス旅を終えて

トルコ中央部アナトリア大地のカッパドキアに到着。

 

カッパドキアは”強くて美しい馬”

という意味らしい。

古代ヒッタイト時代から通商の要地で

4世紀前後にキリスト教の修道士が

洞窟に教会を作り

密かに住み続けていた。

堆積した火山岩が長い間の風雨で

浸食されて不思議な形の岩群となり

世界遺産に登録されている。

バスに長時間乗りたどり着いたのは

カルセドン・ケーブスイーツという

洞窟ホテル

 

岩盤をくりぬいた部屋

同じは間取りは1つも無く個性的

ワタクシの部屋

入り口から階段を下りて

細長く伸びていく蟻の巣みたいな所。

壁に素敵な彫刻

奥にベランダのあるリビング  

一人には広すぎるけれど 

全く異次元の世界で心は高鳴る

疲れ切った体をほぐすためにバスタブにお湯を張るも

水温が低すぎて凍える。

仕方ないので シャワーだけ

 

翌朝は4時にホテルを出発し

上空から奇想な風景を見渡す

気球ツアーに参加。

気象条件により 直前まで決行されるかわからず

バスの中でしばし待機。

どうやら許可がおりて気球を飛ぶらしい

夜明けとともに一斉に気球のセッティングが始まる

その数なんと100機

炎が上がりバルーンがふくらみ始め

籠によじ登り 足があがらないと

無理やり押し込められる。

 

あっという間に上空に浮上

馬の背のような地形をしばし眺め

ほーっと息を吐く。

うねるように岩が台地に

へばりつくかと思えば

巨人の群れのように屹立する。

何かに似てるなあと考え

あっ スペインのガウディ建築の

奇怪なサグラダファミリアや

グエル公園のグロテスクで

有機的な建築物のようだと感心する。

 

どんどん 風景は移り変わり

奇岩に穿っているかつて住居に接近

この奇岩に棲もうなんて

誰が考えたんだろう?

砂岩なので削りやすいらしい。

 

今回のツアーのメインイベントは

1時間弱だったけれど もう大興奮!

こんな壮大で奇妙な風景は

今まで見たことが無い。

多分 グランドキャニオンもこんな風景なのかな?

オプションだけど これだけは絶対に

見逃せないとカッパドキアを訪れた人は

誰もが口をそろえて言う。

 

 

地上に待機していたカートの上に

無事着地

ホテルに戻る。

それから今度は地上からバスに乗り込み

各奇岩群を見学する。

 

カイマクル地下都市

ローマ時代に迫害を受けた

キリスト教徒が

地下都市に身を隠して住んでいた。

地上に出てほっと一息

 

 

 

 

鳩渓谷

農業に適さない土地を耕すために

修道士は鳩を飼い 

その有機物を肥料にして

作物を育てたそう。

いまだに鳩が沢山いる

 

 

 

ばらの渓谷

美しい地層のグラデーション

特に夏の夕陽に照らされると

ばら色に輝くという

 

 

パシャバーラル

妖精の棲む地

まるで傘をのせたキノコのような

可愛らしい岩群

 

実際は5階建てのビル位の大きさ

自分がキノコの林に迷い込んだ小人に

なったような不思議な感覚

自然が作った岩の造形にただ感嘆

 

夜はベリーダンスショー付きディナー

 

体調不安を抱えた

今回の旅行のメインイベントが終わり

大きな達成感でぐっすり眠れた。

 

早朝 イスラム寺院の礼拝の呼びかけが響き渡る。

身支度を整えて

爽やかな気分でホテルを散策

 

さささ また新しい一日が始まる

旅をしていると

新鮮な朝の訪れに心が躍る

 

どんなことが待っているか?

その期待感がたまらない

 

 

最後までお読みいただき

ありがとうございました。

また つれづれ旅の思い出を書きますので

時々覗いてください。