先日の「奇跡のリンゴ」を読んだから
告白するわけではない のだが・・・
実は、私もよく、鳥や虫、花や木に話しかける
もちろん、私からの一歩通行ですが・・・
2023年は、なかなかなかなか
なかなか
ハードな1年だった
その年明けは
主人がコロナワクチン4回目の接種後
ベッドから独りで起きれなくなり
洋服の脱ぎ着が出来なくなった
ペットボトルも開けれない
特に注射を打った腕に力が、入らない
色んな病院を渡り歩き
最終的に
「リウマチ性多発筋痛症」と
名付けられた
私が先生方にコロナワクチン注射せいですか?
と聞いてもどの先生方も
いやぁ~っじゃないでしょう?って フワっと
かわされる
主人は草刈りすることは出来なくなった
現代の農家で田んぼ周囲の草刈は必須項目だ
(一番キツイ作業)
近隣の田んぼとペースをあわせて
春~秋の6ヶ月は、ずーっと辛い草刈りだ
うちの田んぼは2町
この広さって
野球グランド2個分、
サッカー場なら3個分⁉️
(間違ってたらゴメンなさい)
ま~あ、いうても平坦な田んぼじゃなぁない‼️
中山間で、法面(田んぼと畦道、畦道と道路の間の
傾斜面)というのが、急で長い
義兄夫婦も手伝ってくれて
3人で頑張った
そんな、ある西陽の強い夏の夕方
まだまだ太陽は暑い
田んぼに入る水を調整するために
その水の入り口に
ビニールの肥料袋に土を入れた物を
運んでいた
1袋の重さは10~15キロくらい
主人は、持つことは出来ないので
主人の支持のもと
何度も何度も
軽トラに積んである そのビニール袋を私ひとりで
抱えて
足元の不安定で、滑るビチャビチャの畦を
行ったり来たり
その時、昔を思い出した
父子農家に嫁いで
(兼業だから平日は主人は勤め人)
平日はおじいちゃんと農作業
大正一桁生まれで、戦争に行ってる おじいちゃん(主人の父)は、根性が違う
真っ暗になっても
稲刈りを止めない
古~い軽トラの 暗~いライトを頼りに
コンバインで刈り取った30キロ以上ある
もみがら袋を私がひとりで抱えて
こりゃまた歩きにくい長い法面を歩き
軽トラの荷台が山積みになるまで積み込む
ご近所の農家さんは、誰も作業してない時間だ
幼少期の子供4人だけを家に置いたまま
お腹も空かせてるだろうに
(おじいちゃんへの気持ちは反抗的だったが
従う私⬅️この性格ついては、次回また)
そのことを思い出してしまい
私は不意に叫んでいた
「私が この家に
嫁いで来て良かったなッ 」
耳の遠い主人には聞こえてなかったようだ
私も、主人に言いたいというより
自分を鼓舞する
自分を絶賛する
自分で自分を完全認証する
といったような意味が こもってたと思う
思考ではなく、突然 出た言葉
そして、私は、作業を続けた
水浸しの畔に重たいビニール袋を持ち
踏ん張ろうと、止まったとき、
水の中を
カエルが ピョコンピョコンと飛んだ
私の顔の前を
蝶々が ヒラヒラと舞った
頭上で
雀🐦️が チュンチュンと鳴きながら飛んでった
「ホントによくやってるね~」
「応援してるよ~」
「もう少しや 頑張れや~」
そう 聞こえた
いや 感じた
嬉しかった
ただただ
嬉しかった
嬉し過ぎて泣きそうになった
「うん ありがとう
わかってくれてるんや
応援 ありがとう」
張り詰めた気持ちが解れていた
そして身体は軽くなっていた
私が鳥や虫から
初めて言葉を貰った日だった
それも無限の愛のある言葉だった
それは、正確な表現をすれば
鳥と虫からの波動 なのかもしれない
またまた
最後まで お読み頂きまして
ありがとうございます🍀