今日は、TOMASの中学入試最新分析報告会2024に参加してきました。


去年はこのような報告会には参加しませんでしたが、今年は色々勉強させていただこうと思い、早稲アカ以外の報告会にもいくつか予約をしています。


TOMASの報告会は、ハイアットリージェンシー東京のセンチュリールームで開催されました。

開場より少し早めに着きましたが、すでに会場前はたくさんの親子で溢れており、ご家族総出でいらっしゃっている方も多かったです。

そしてTV中継も来ていてびっくりしました。

ミスターサンデーの特集のようでこれからやりますね。見てみようと思います。


はじめに、森上教育研究所所長の森上展安先生の今年の入試を振り返ってのお話がありました。

今年は昨年に比べて受験者数は減りましたが、受験率は高く、Y45以上の層の厳しい状況があること。

来年は受験者数も戻り、トータルでY45以上の層が増えるということをお話しされていました。


各科目の特徴としては、思考力問題も増え、データの読み取りや時事問題など世の中への興味関心をもって社会の仕組みを考えながら知識と統合する力が求められていると言います。


もう1つ4人の御三家に合格された方々の合格者インタビューがありました。

みなさんそれぞれに合格までのストーリーがあり、個別の良さを活かしてしっかりと過去問演習を行なって対策をして、第一希望校に合格されているのだなということがわかりました。

ほとんどのご家庭が、勉強はお子さんに任せておられ、ほとんど勉強にタッチされていないご家庭が多くやはりできるお子さん達は違うんだなぁと思いました。


TOMASの先生のお話で印象的だったのは、今年最高の実績が出せたのは、やはり第一希望の学校の志望校対策と過去問演習を早くから行ったことだということ。

少しでも早く単元学習を終えて、志望校対策にうつることが合格者を増やした要因だと力強く話されていました。


合格者インタビューの皆さんも、20年ほど過去問演習をされていた方が多かったです。

できるだけ早くから、できれば6年生の4月から、遅くともゴールデンウィークから、始めるべきだと。

一般的な集団塾では過去問演習は9月ごろからと聞いていたので、やはり個別は個別の強みとして異なる戦略で臨んでいるのだなと言うことがわかりました。


今日の報告会や頂いた資料から、多様化する入試制度の中で、学校選びの軸をどう持っていくのかということ、そしてどのように戦略を持って志望校対策と過去問演習をして行くのかを考えていくことが大切だということがわかりました。




追記:ミスターサンデーを見ました。


首都圏の中学受験が加熱

加熱する中学受験は必要か不要かというテーマでの討論の導入に、今日の報告会の映像が使われていました。


教育格差

受験マシーン

外発的動機づけを目標にすることでのメンタルの部分の崩壊

ジグソーパズル型学力からブロック玩具型学力へ。しかし中位校以下はジグソーパズル型がほとんどというところが問題

年間100万以上のお金を塾に払うのなら様々な体験をさせた方が良い

学力だけが指標になりすぎている

経験の多様性、人とのつながりが大切


うーん、言われていることもとてもわかるのですがなんだかわからなくなってしまいました。

子供の個性を見極め、進むべき道の土台を支えてあげること。

今の毎日が本当に正しいのか?


テーマの割には時間が短かすぎました。