前回からの続き。




一応、無事に別の式場に決まり、今度は内容を決めていくことになりました。




決めることは山ほどあります。




料理、音楽、テーブル飾り、お花、ドレス、ウェルカムドリンクなどなど。





そのひとつひとつを決めていくときに、加算されていく料金。💸






ひとつだけで見るとたいしたことなくても、✖️人数となると急に金額が跳ね上がる。






仕方ない…

仕方ないんだけど!




世知辛い世の中やな…




なんて思ってました笑い泣き










そんな時、義母から電話が。





夫「もしもし?どうしたの?」


義母「あ、もしもし?式の打ち合わせがどうなってるのか気になって。今はどんな感じなの?」


夫「あぁ、しっかり打ち合わせしてるよ。大丈夫だけどなに?」


義母「いえね、貴方達は若いから、打ち合わせで甘く見られてるんじゃ無いかと思って!次はいつ行くの?私がついていくから、一度見積もりを待ってらっしゃい。」



夫「いや…いやいや、大丈夫だよ!心配しなくても。」


義母「何が大丈夫なのよ!貴方達はまだそんなに式にお呼ばれもされて無いでしょ?余計な物にお金払ってないか見てあげるから!

見積もりを持ってくる時間が無いなら、私がそっちに行くわよ。」







「えぇ〜…。(´-ω-`)もやもや

ですよね。




心配してくれるのはありがたいのですが、貴方の結婚式では無いのですよ。




そしてお願いもしてないのに、義母お得意の「やってあげるから!」が炸裂!





勝手に心配して、

勝手に意気込んで、

勝手に予定を立てて、

勝手に参加。





その全てが「余計なお世話」。



その一言に尽きると思います。







強引な義母の提案により、結局、次の式場での打ち合わせには義母も来ることになりました。



私としては「えぇ〜来ちゃうの…?」とは思いましたが、無知ゆえの「まぁ、そんなものかな?」くらいに当時は思ってました。





でも良く考えると、私の実母は式に対して「貴方達が決めて、幸せなら良いんじゃ無いの。」と言ってくれてたので、やはり義母は過干渉だったのでしょうね。





そして、その当日。





待ち合わせをし、一緒の車で行く事に。



そしてその車内にて、見積もり表を目がもげるかのように見る義母👀。





義母「……この〇〇っていうのは何の事かしら?」


私「ああ、それはドレスの裾を持ったり整えたり、付き添ってくれる方の料金です。」


義母「これ、他の式場だともう少し安いじゃない?下げられないのかしら…。というより、居なくてもなんとかならないのかしら?」



私「…。」






若干ですが、「なんだ?コイツ。イライラッとしましたwww」と思ってしまう私🤣




義母は見積もり表をしか見てないので、私がイラッとした事も、無表情なのも気がついてなさそうでした。






車は無事に式場へ着き、担当の方が来てくださいました。



担当「こんにちは!今日はお母様もご一緒なのですね。わざわざお越しいただきありがとうございます。こちらにどうぞお掛けください。」



義母「よろしくお願いしますね〜。(。-∀-)」



担当「では、早速、前回もお伝えしていた料理についてのお話しなのですが…。あーだこーだ。




ここで、担当の方から、前菜、スープ、メインディッシュなどの写真着きのカタログと一緒に料理の説明がありました。





担当「だいたい皆様、こちらのBコースにされる方が多いのですが…新郎新婦様はご希望はございますか?」



夫「そーですね…」



とここで義母が口を挟む。




義母「例えばですけど…この見積書にウェルカムドリンクはサービスとなってるんですけど、わざわさウェルカムドリンクと料理のドリンクをわけないといけないのかしら?

料理のなかのドリンクをそのままウェルカムドリンクにして、このサービス分で料理のランクはあげてもらえないのかしら??」




担当「えっ……。そーですね…。一応、ウェルカムドリンクはシャンパンなので…別にはなるんですが…。」



義母「別って言ったって、料理の時にも飲むじゃないの!それならわざわざわけなくて良いじゃない!?」


担当「…あ、そ、そうですね。ちょっと、私の一存では決める事が出来ませんので、上の者に相談をしてきても良いでしょうか…?」


義母「えぇ、えぇ、構いませんよ。待ちますから。」


担当「少々お待ちくださいませ…💦」






義母。



ドヤ顔でソファーに腰掛ける。





義母「ね、私がきて良かったでしょ?こうやって料金を騙すんだから。コレで私がいるからきっちり説明もしないといけなくなったし、あちらさんもちゃんとした対応をしてくれるでしょっ!」





遠くてアタフタしている担当さんが見える。



隠れているのだろうけど、ドアから若干見切れている。笑い泣き






そして、上司と思しき方に相談をしているのであろう。




なかなかに時間がかかっている。




しばらくして話を終え戻ってくるが、その後ろには心配そうに見つめる上司の視線が。





担当「あ、大変お待たせいたしました💦え〜、上の者にも確認をさせていただきましたが…今回は、お母様のご希望の通り、サービス分で料理をランクアップさせて頂きます。

ただ、可能なメニューとそうで無いものとありますが、よろしかったでしょうか?」




義母「そう!それならそれでよろしくお願いしますね。出来ればメインディッシュをランクアップしたいわね。」



担当「そーですね💦でしたら、こちらのAコースの牛肉のメインに変更か、Bコースの料理にAコースのこちらのお料理を追加するなどはどうでしょうか?」



義母「そうね…Aコースのメインのお料理がなかなかいいわね…。ねぇ、コレが良いわよ!こちらになさいな。」






…………。





いったい、誰の結婚式の打ち合わせをしとるんだ?私らは。(´-ω-`)






さっきから、担当さんとの会話に全く入れてないのだけれど?





私達夫婦の担当ではなくて、義母の担当になってらっしゃいますけど??







打ち合わせでは、ほぼ空気状態だった私www





よくわからないまま、メインを決めていかれる事態に。





ひとまず、今日はそんなに時間がなかった事もあり、メインの料理の打ち合わせだけで終了しました。







と、言いますか…





義母にうんざりした?夫が「今日はこの後用事があって、そろそろ…」と切り上げたので終わりました。





そして、夫もやっぱり口を出されるのが嫌だったんでしょうね。




この他の打ち合わせには、義母が仕事の日を見計らって行ったので、ついてこられる事はありませんでした。





おかげで、平和な打ち合わせが続きましたが…





式の当日。





何事もなく終わったと思った結婚式でしたが…




聞きたくも無い義母の愚痴を聞いてしまうのでした。