無事、1週間のICU生活を終えて、一般病棟へ移動しました。何と、病室に空きがないと言う事で個室に入りました。一般病棟は周りの人の声も聞こえてきて、何と言えばいいのか分からないですが、隔離された空間から戻ってきた感じがしました。


それと、ICUの時と違ったのはリハビリ。ICUのの時は、200メートルくらいをゆっくり歩くだけでしたが、一般病棟へ移動した途端、「この病棟を一周すると約150メートルありますので、1日20周はしてください」とレベルが急に上がりました。その時でもまだ管は6本くらい入っていたと思いますが、お年寄りにも抜かされてしまうようなペースで病棟を歩き回る日々が始まりました。


食事もGFOから流動食のようなパックの飲み物へ変わりました。食事も看護師さんが皆んなに配膳してくれている中で自分はパックの流動食、ちょっと切なくなりました…





そして、ストーマ部分。それまでは尿道カテーテルのような管をつけていたのですが、使い方を覚えるためにもいよいよストーマを使うことになりました。腸の大きさに合わせて、接着部分を切り、貼り付ける。左利き&不器用なこともあり、その周りを綺麗に切ると言うのが非常に苦戦する最初の関門となりました。そして、便の処分方法を教わり、自分のストーマ生活が始まりました。


周りにストーマを使っている人がいなかったので、ネットでストーマについて調べて、知識を得ながら、実際看護師さんに教わって、ストーマを使っていく。この今までの人生になかった事が始まりました。