ミディアムシップとは、ミディアムという役割の方に、亡くした人と繋いでもらうこと。

ミディアムさんとは、亡くなった方とコンタクトをとり、いろんな情報を教えてくれる方  

亡くしたのは、うちの工場長だった人
36年間、うちに勤めてくれて、父が事故に遭い、その跡を継ぎ、私が工場をやり始めてから17年間は、右腕として、私を支えてくれた大切な方です。

死別を経験して、ものすごい喪失感から、ここ死別を経験された方のブログに私は、入り浸っていました。
そんな時に、ブログの中で、さくらさんという方が、紹介してくださっていたミディアムシップ✨
を見つけました。
そこでご紹介くださったミディアムさんに今回、工場長とコンタクトがとれるようにお願いをしました。

ミディアムシップの申し込み時に、私からミディアムさんにお伝えした情報は、
亡くした方、コンタクトをとりたい人の名前
自分との関係性 のみ

私は、
工場長の名前 ○○◯○
関係性は
工場長
とだけ。

小さい頃からスピリチュアルなことは好きでしたが、信心があまりある方ではなく、全てをすぐに信じてしまう純粋さは私にはありません。💦
それでも今回のミディアムシップの最中に、
来てくれていたのは工場長だとそう感じた自分がいました。

ミディアムシップが始まり、すぐに
ミディアムさんから、

ミ: 実はもう来てくれてます。
準備をして、来てくださったようですよ!

ミ: 何か?とてもびっくりするようなことが起きてしまい、それを、全部ご存知のようです。
ご家族に起こったことも知ってみえるようです。と

これは、工場長が亡くなった後、
私が社員さん達をうまくまとめられず、辞めるという社員さん達に土下座をして、残ってもらえるように必死で頼んだこと。

社員さん達を娘達より優先してきたのに、こんなことになってしまったショックで、死にたくなってしまったこと。

そんな私を心配し過ぎて、長女は一人暮らしをやめてうちに帰ってきてくれたこと。
東京で勤めていた次女は、長期休暇を取って駆けつけてくれたこと。

長女が一人暮らしをする際に、工場長が長女の相談に乗ってくれていたようでした。
その頃の私は、とても傲慢で、娘達にしっかりと愛情も与えず、うちのことを手伝ってくれないと愚痴ばかり言い、長女ともあまりうまくいってなかったので、長女は、しなくてよい一人暮らしを決行しました。
相談を受けた工場長は、1人暮らしをするなら、実家を頼るな!と厳しく言ったと言っていました。

私の大変さをいつも理解してくれて、味方をしてくれる人だった。

私が死んでしまいたい状態をみせたから、

その後、結局、長女も次女も精神を病んでしまったこと。
(本当に、自分は毒親で、娘達に愛情が足りなかったと今更ながら、猛反省しています。
できることなら、子育てをやり直し、娘達の育て直しをしたいですが、残念ながら、時間は戻りませんね悲しい

父の工場をうまくやること、
ただ、それだけを
ひたすらに、がむしゃらにやってきて、我のかたまりだった私は、たくさんのことを犠牲にしてきました。

その後、長女は統合失調症を患ってしまい、強制入院となってしまったこと。

これは、自分が亡くなってから、工場に起きたこと。
私のせいで、家族がはボロボロになってしまったこと。
それらを工場長は、知っていると伝えてきたのだと思います。

昔からうちにいてくれた人なので、娘達のこともよく知っていて、時には娘達のお誕生日もお祝いしてくださる温かい人でした。

仕事にはとても厳しく、がんばってくださる人でした。
実際にはモノが作れない女性である私なんかの意思を尊重してくれた人でした。(製造業です)

そんな優しい工場長に甘えて、いい気になっていた私は、仕事面で、彼を追い詰めてしまったこともただあります。
彼が急死してしまい、会社が大変なことになり、悲しみ以上に自分がいかに傲慢で、彼に苦労をかけてしまったかをしみじみ感じ、彼の死後、申し訳ない気持ちでいっぱいです。

そんな私にミディアムさんを通して彼が伝えてくれたこと。

ミ:この方、すごく強く◯◯さん(わたし)に感謝していらっしゃいます。

ここで、私が、
私の方が感謝していること。
工場をやっていく上であんなに、無理をさせたり、我慢してもらったのに、結局、10月いっぱいで廃業する道を選んでしまったこと、
本当にごめんなさい。
と謝りました。

ミ: ◯◯さん(私)は、工場を自分の工場だと思っているかもしれないけれど、俺の工場でもあった!

物事には、始まりがあり、終わりがある、けじめのようなこともあるから、ここで、工場が終わるのもよいと思う。

それに、ほっとしているところがある
と。

工場が、こんなになったり、あんなになったりと、右に倒れたり左に倒れたり(ミディアムさんが身体を使って、右、左に倒れる様子を伝えてくれました)する度に、駆けつけて助けてやりたいけれど、身体がないから、助けにいけずに、ハラハラしていた
と。
悲しい

ミ:  この仕事は、女性1人でやるには、とても大変な仕事だったんだ!と言っています
と。

製造業の中でもうちの業種は、まだまだ男性社会で、女性では製作できないような、重量がある鋼材を加工するお仕事で、年がいってから継いだ私は、何にもできず、最初はとても苦労しました。
パワハラやセクハラがある世界でもあり、嫌な思いもたくさんしました。

そんな中で、必死にやっている私をみてくれていて、たぶん、可哀想だと思ってくれて…
途中から、工場長は、とても協力をしてくれるようになり、そのおかげで、セクハラからも解放されました。

私は、跡取り問題が拗れてしまい、娘が2歳、4歳、6歳で、離婚しました。
実家を出て、1人で、娘達を育てていた時に、父が事故に遭い、工場を継ぐことになりました。

工場長は、そんな一連の事情も知っていたので、私を助けてやりたいと協力してくれたんだと思います。

ミ: お守りがたくさんみえるけど、心当たりはありませんか?

私: いえ、お守りを工場長からいただいたこともないし、お守りに対する思い出はありません。

ミ: あー!
わかった!
そうではない!
自分が守るから!と伝えてきてます。
お守りのように、
とにかく、自分が守るから、自分ができることは何でもするから。
と。
悲しい悲しい悲しい

会社をやっているので、よく神社に工場長とお参りにいきました。
それでお守りだったのかもしれません。

最後に、
ミ: なんかすごく照れた顔をしている!
なんだろう?
この顔は?
何でこんなに照れてるんだろう?
あっ!わかった!
私に謝ってます。
ごめんなさいと。

工場長がミディアムさんに謝っているというのです。

ミディアムさんが言うには、私(◯◯さん🟰私の名前)が、騙されやすいので、ミディアムさんが本物かどうか?疑って、様子をみていた!
ごめんなさい。🙇
と。
それで、照れたような申し訳ない顔をして謝っていたようです。

工場長には、そういうところがありました。

私が、失敗したり、騙されたりしないように、常に本当に大丈夫か?といつも近くで目を光らせていてくれた。

私の話をよく聴いてくれて、
どんなに私が悪くても、必ず、私の味方をしてくれる人でした。
だからこそ、工場も、女性の私であってもやってこられたのです。

今回、ミディアムシップを受けて、
しばらくは、泣けて泣けて仕方がありませんでした。
目は蛙🐸のようになってしまった!

あの世の存在を少し信じられたのに、
やっぱり、もう二度と一緒には過ごせないんだ!という現実がそこにはあって…悲しい

それでも、私のようなものを、
生前から、
死んでしまってからでも、
なお、
味方をしてくれて、守ってくれていることに
ただただ有り難く、温かい気持ちになれました。

皆さんが上手くミディアムシップの体験を書かれていますが、上手く伝えられる自信がなくて、ブログに載せるのが遅くなってしまいました。

上手く伝えるには?
自分のみっともない悪い部分も載せた方がよいだろうと思い、できる限り書きました。

わかりにくい部分があったかと思いますがミディアムシップを受けたご報告とさせていただきます。

経験した人にしかわからない死別という喪失感や悲しみにいつも寄り添っていただけるこのブログにとても救われています。
ありがとうございます🙇‍♀️