手術が決まった時に病院から『入退院のしおり』と言う冊子をもらいました。

入院に向けての心構えや、入院生活の流れ、病室の設備、用意するもの、入院費、退院時の手続きまで、丁寧に分かりやすく書かれたものです。

入院まで(入院してからも)何度も読みました。不安になっては読み、確認したくなっては読み、何も無くても読みました。

おそらく何処の病院にも各々に用意されている入院案内の冊子だと思います。よく読むに越した事はありません。

 

入院そして手術は私にとっては一大事です。その事ばかり考えている毎日でした。

手術が嫌で嫌で仕方なかったのでその気持ちを少しでも紛らわせるために、入院の準備は自分のお気に入りの物で揃えるようにしました。

 

『入退院のしおり』より、入院時の持ち物。

image

①入院の時ご用意いただくもの

前開きのパジャマ、および下着類

入院は1週間と言われてました。病院にはコインランドリーがあるので洗濯が出来ます。ですが、入院中に洗濯をするのは負担に感じると思い、日数分の下着とパジャマを持って行きました。

手術の前は前開きパジャマである必要はありません。手術後は首に出血を出すドレーン(管)を通しているため、前開きのパジャマが必要です。ドレーンが取れたら前開きである必要はありません。ですが、私はずっと前開きのパジャマを着ていました。その方が過ごしやすかったからです。

あと、パジャマの中に着るキャミソールやタンクトップも有ったら良いと思います。

前開きのパジャマは探すと気に入ったものにそんなに巡り会えないので、早い段階から探して準備しておいた方が良いと思います。

今はGUやユニクロで可愛いものがあります。ただ、長袖&長ズボンとなると数が少ないです。

私はGU、ユニクロ、デパートなどを見に行き、gelato piqueMoon Tanなどで買いました。

パジャマの他に羽織り物も有ったら良いと思います。

靴下も持って行きましたが病室では要りませんでした。

ただ、私が入院した病院では手術の2日後からは2時間以内の外出がOKでした。なので、外出の際に靴下を履いて、入院時に履いて行ったスニーカーを履いて、散歩に出かけたりしていました。

そして、この外出の時に着る軽い服装を準備しておけば良かったな、と思いました。

 

スリッパ

3COINSで買いました。

 

とてもお気に入りですが、裏が布と言うか少し起毛しています。裏がしっかりしたタイプの物の方が良いかもしれません。

 

ティッシュペーパー

スコッティカシミヤ(220枚)

箱ティッシュは2箱要るかなーと思いまいたが1箱で十分足りました。

 

洗面具

歯磨き粉、歯ブラシ、洗顔フォーム。

何度も言いますが、私はジャニーズオタクです。ジャニーズオタクは好きなタレントを追って全国のコンサート会場に遠征をします。普段から遠征慣れしているため、洗面具やお風呂グッズは常にセットしています。突然の遠征にも対応出来るようにです。

遠征先でも普段と同じ物を使いたいので、歯ブラシと歯磨き粉は普段と同じ物を準備しています。洗顔フォームはトラベルサイズです。

 

バスタオル3枚(必ず3枚必要です。そのうち1枚はフルネームで名前をご記入ください)

私が入院した病院では、手術の時にバスタオル2枚を準備して看護師さんに渡しました。
看護師さんに渡した内の1枚は手術後、リカバリー室(自分の病室ではなく、手術後の患者さんが手術日の夜1日を過ごすナースステーション横にあるICUより雰囲気軽めの部屋)のベッドに敷く用でフルネームで名前を書いたバスタオルでした。もう1枚は使いませんでした。
 
タオル2〜3枚
顔拭いたり、手を拭いたりする用です。
 
入浴セット(石けん、シャンプーなど)
遠征セットを持って行きました。
トラベル用のシャンプーコンディショナーを2セットと、ボディソープです。
 
1週間分の常備薬(必ずお持ちください)
婦人科で薬を処方されているため持って行きました。(手術の日だけは服用を止められました)
 
マグカップ(持ち手が付いているもの。軽く割れにくいもの)
プラスチックだとどうしても味気なくなってしまうので陶器のものを持って行きました。
誕生日に友達からもらったマグカップです。元気になりそうです。
 
ヘアゴム2つ(髪の長い方のみ。金属の付いていなあもの)
手術の時に括る用です。私の髪の長さはミディアム(肩に少しつく位)ですが、くくるようにと言われました。
 
 
ボールペン
入院中何かと書類に記入する事がありました。
また、メモ帳も有ったら良いと思います。
 
めがねケース(めがね着用の方)
手術室までめがねをかけて行く場合、手術直前にめがねを外し看護師さんに預けるので、めがねケースが必要との事でした。私は入院中はめがね生活でしたが、手術室までかけないと見えない、と言う程でもないため、めがねケースは持って行きませんでした。
 
おくすり手帳
婦人科で処方されている薬を毎日飲んでいるため持って行きました。
 
 
②その他あると便利なもの
洗濯用洗剤(匂いの強いものはお控えください)
入院中、洗濯はしなかったので持って行きませんでした。
 
ドライヤー(病棟貸出しもあり)
借りました。
 
ウェットティッシュ
是非持って行ってください。
 
時計
家で使っている時計を持って行きました。
携帯で時間を見るのがほとんどなので、あまり活躍しませんでした。
 

カーディガン、ガウンなど

羽織りものです。私は5月下旬の入院でしたがモコモコ系の羽織り物を持って行きました。重宝しました。夏でも薄手の羽織りものが有ったら良いかもしれません。

 

爪切り

普段ネイルが趣味なので、ネイルケアセットを持って行ってました。

手術前日に爪の長さチェックがありました。入院前に短くしてましたが、それでも長かったようで病室で短くしました。

事前に短くしていれば、爪切りは要らないと思います。

 

ストロー

手術後、飲み込みがしにくくなり、ストローを使うと飲み込みやすくなるようです。

ストロー付きのコップを持って行きました。

もちろんストローで大丈夫です。

 

 

退院時に手術後のきずあとが気になる方は、スカーフやバンダナ、首もとが隠れる服などをお持ちください。

 ストールを持って行きました。

退院時は車でしたので、要りませんでした。ただ、入院中の外出の時に使いました。

退院後も使うので、有ったら良いと思います。

 

 

その他、私が持って行ったもの。

・メイク道具。

基礎化粧品と簡単なメイク道具

 

・パソコン

私の部屋はLANケーブルを繋げは無料で回線が使えたのでノートパソコンを持って行きました。入院中ネットを見る時間が多くなり、スマホの通信容量が足りなくなりそうだったので、ネットはパソコンで。

お気に入りのDVDを見たりもしてました。

 

・クッション

病室では座っている事が多かったので、背中や腰に当てる用のクッション。

入院してから気付いたため主人に家から持って来てもらいました。

 

・ブランケット
寝る時用。
いつも使ってる物があると落ち着くかな、と思い持って行きました。温度調節にもなりました。
 
・携帯電話の充電器
 
・お財布
貴重品BOXは有ります。いつも使っているお財布ではなく、小さいお財布に最低限のお金と銀行のキャッシュカード1枚を入れておきました。
 
・入院費
カードで払えない病院だったため、30万円(個室料含む)持って行きました。入院後すぐ会計の方が病室にやって来て事前に預かり金22万円を支払いをしました。
差額は退院後、1回目の診察の会計で戻ってくると説明がありました。
私は限度額適用認定証を提出していたため、22万円でした。
限度額適用認定証
加入している健康保険であらかじめ「限度額提要認定証」の交付を受け、医療機関の窓口に提示すると、1か月の使用額が自己負担限度額までの支払いですみ、一時的な費用負担が軽くなる、と言うものです。
私は職場で限度額提要認定証を出してもらいました。
 
 
以上の物を持って行ったので、荷物はけっこうな量になりました。
いつも遠征で使っている3~4泊用のキャリーバッグに入れて持って行きました。
 
 
つづく。