~前置きが長いです~

 

耳鼻科の検査予約をする時に、受付の方に「どんな検査ですか?」と聞いてみました。

すると、

受付の方「鼻から細い管を通して喉を診る検査です」(先生もそう言っていた)

私「痛いですか?」

受付の方「個人差はあると思いますが、そんなに痛くないと思いますよ」

 

予約をし家に帰り、検査の日までの1週間は嫌で嫌で仕方なかったです。

何度も書きますが、私はとても怖がりで、鼻から管を入れるなんて想像だけで吐いてしまいそうです。

 

病気の事を話していた親友に、検査結果を報告して耳鼻科の検査の事を話すと、

親友「それすごく辛いよ。私もした事があるけどもう辛くて辛くて。途中で1度止めてもらって麻酔をしてからしてもらったよ」

と…。恐怖でしかありません。

 

そこで、病院に電話をし「耳鼻科の検査をするのですが、とても怖くて痛がりなので麻酔をしてもらう事は出来ますか?」と問い合わせてみました。

回答「麻酔は出来ません。今までお子さんも含めたくさんしていますが、みなさん大丈夫です。安心してください」

…仕方ない。

 

 

2018年2月23日

◇耳鼻科検査

◇担当医(執刀医)と初めての診察

検査が決まってから怖くて憂鬱でした。朝食は食べられず、重い足取りで病院へ。

 

検査室前の待合で待つ間も手に汗。鼻に管を通すと言う気持ちから意識をし過ぎて、朝からずっと鼻水が止まらない。

検査室から出てくる他の患者さんを見てはビビる。(みなさん平気そうにしていらっしゃる)

検査室に呼ばれ、歯医者さんで座る様な椅子に座ります。

先生と看護師さんに「怖い」と告げる。

先生「すぐに終わりますよ」

看護師さん「力を抜いて楽~にしてください」

先生も看護師さんも物凄く優しいです。

私が力が入りすぎているため、看護師さんは横で体に手を添えてくださる。看護師さんの優しさには毎回感謝しかありません。

細い管が鼻から入り、喉を通っていきます。つーんとしみる様な痛みがあります。

私が想像していたよりは大丈夫でした。

大丈夫でしたが、管を抜いた後さらに鼻水が止まらず、涙も出る始末です。

 

とにかく終わりました。終わってよかった!!!

結果は異常なしでした。

 

次に、担当のH先生の初めての診察です。

H先生もやはり「腫瘍が大きいので手術で取りましょう」との事でした。

手術の説明や術後の後遺症、心配される事などを丁寧に説明してくださいました。

・手術は、甲状腺の左半分を切除する。手術時間は約1時間くらい。

・入院は約1週間

・手術の後、24時間以内に出血があり再手術になる可能性があります。200人に1人位です。

・手術の際に声帯を傷つけてしまう可能性があります。

・手術後、声が掠れたり、出にくかったりする可能性があります。また高い声が出なくなる可能性もあります。

・手術後、甲状腺は半分残りますので、半分残った甲状腺の機能が正常だったら薬は要りません。

・手術後、喉に違和感があり、飲み込みづらくなります。

・手術後、首の回りが引きつったり違和感を感じたりします。

・手術の傷は1年位で目立たなくなります。

・違和感等は完全には治りませんが、慣れます。慣れると気にならなくなります。

 

と言う様な事でした。

 

違和感は完全には治らず、慣れる。と言う言葉がずしんときました。

 

手術は5月になりました。

手術のスケジュールがびっしり詰まっていて、いちばん早くて5月でした。

先が長いな、と思いました。

 

先天性の心臓病があるため、主治医の先生の許可が必要との事でした。これは特に問題なく、その様な文書のやり取りをしてもらいました。

手術に向けて、麻酔科の診察の予約をし、この日は終わりです。

 

 

 

つづく。