前回のお話はコチラ


 

​2008年 秋


 店内のステージから

 外の駐車場のステージ発表会場へ

 場所を移動しました。


 単独で歌う人。

 家族の演奏に合わせて歌う人。

 サークル仲間や、通所施設の仲間と

 歌う人。

 みんなの楽しそうな姿、上手な歌声。

 歌っていいなあ、と、

 しみじみ思いながら

 聞き入りました。

 

 この地域で

 障がいのあるお子さんと

 こうして

 楽しみをみつけて

 暮らしている人と

 話してみたい。

 

 その思いで、声をかけることが

 出来そうな人がいないか

 まわりをキョロキョロ。

 

 見つけられないまま、

 ステージ発表が、ひとつ、

 またひとつ、終わっていき、

 日が暮れてきました。

 焦る私。

 栗駒山の麓の地域の秋。

 暗くなるのも早く、風も

 冷たくなってきて、

 みらいが

 風邪をひかないかと

 心配になってきました。


 そして、ステージ発表は

 フィナーレショボーン

 その時の私の心に響く

 歌の歌詞と

 ここで誰かと繋がりたいという

 目的を果たせなかった

 寂しさで、

 なみだがポロポロ

 こぼれていました悲しい


 つづく



 本日の、宮城は、花散らしの雨☂️

 満開の桜の季節もあっという間でした🌸