歴史に全く興味がなかった私が,
自由が丘の○○クオ○さんで見つけた「イシュタルの娘」という漫画。
娘の中学受験と重なった事もあり、歴史の勉強になるかと思って集めていました。
たまたま、長い待ち時間が出来てしまって、カフェで時間潰しの為に珍しく買った漫画だったのですが、これがすっかりハマりまして・・・。
以後、歴史漫画にすっかり魅了され、次から次へと一時期はかなりの数の歴史物漫画を読みあさっておりました。
近頃では、ずいぶんと落ち着いていた自分の中での歴史漫画ブームでしたが、最近また、こちらのシリーズの新刊が発売されたという情報を見つけまして、また読み返しています。
現在は14巻まで発売されているのですが、丁度NHKの大河ドラマと時代がバッティングしていて、読み手としての面白さも倍増していますね。
時代は豊臣秀吉の前から徳川家康に至るまで、どちらにもつかずに重宝がられてきた「お通」の頑固なまでの自分を守り続けていく生き方が憧れです。
だって、明治期に入ってからはもちろん、平成の現代だって、どこにも所属せず自分だけの道を生きていくってなかなか難しいじゃないですか。
今だって、会社や家庭という箱に縛られて生きている私にとって、何か生きるヒントのような勇気を与えてくれる女性で、憧れます。
素敵な恋愛をして、それでも男性に寄りかかってしか生きていけないような人生じゃ、自分がないみたいで嫌だし、一部の女性だけでなく、これからの全ての女性がもっと、精神的にも経済的に自立していける、そんな世の中になっていくのも、本当に目の前まで来ているのは凄く嬉しく感じます。
たかが漫画、されど漫画だけど(笑)、これを読んで娘たちが何か感じとっていってくれたらいいなと思います。
イシュタルの娘~小野於通伝~(14) (BE LOVE KC)
514円
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