バビロン見にいってきました。

3時間を感じさせない内容だったけど思ってたのと違ーーうチーン

酒池肉林でお下劣な映画だとばかり思っていたけど、複雑な気持ちになる作品でした。

ありゃあ賛否両論だな。

 

お口直しにエブエブ(エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス・・長え真顔)を見にいってきます。

空前絶後のカオスが誘う泣いて笑えるオールジャンルムービーだそうです。

ああ、こっち見ればよかった。

 

主人公のミッシェル・ヨーが60歳ですってよ。

とっても楽しみ飛び出すハート

 

 

 

 

60歳を過ぎても元気でお綺麗な人が多くて参考になります。

 

 

 

 

わたしが一番参考にしているのは幼馴染のお母さんで、

その人はある区で3軒のスナックを経営し羽振りが良くていつもキラキラしていました。(性格も格好も)

 

我が家は共働きで母親は地味で不機嫌で(父のせい)わたしにかなり無関心だったので、いつもその子のうちに遊びに行ってはそのお母さんのキラキラした洋服を着て遊んで、しょっちゅうブチギレられていました。

 

子供の友達だろうが容赦なく怒るんで怖かったドクロドクロ

 

でも普段はすごく優しくてわたしを本当の子供のように可愛がってくれました。

 

うちの外食といえばファミレスのスカイラークでしたが、高級な焼肉屋さんはそのお母さんが初めて連れて行ってくれました。(わたしの母親は牛肉が食べられなかった)

 

店員さんに「網替えてくださる〜?」っていうのがかっこよくて笑

 

決して美人ではなかったんですが(ミシェル・ヨーを3回こねくり回した感じ)

とにかくモテる人でしょっちゅう男の人と駆け落ちしていました。

でも友人もそのお父さんも慣れてしまったのか淡々と生活していた…真顔

 

で、男と別れると何事もなかったかのように家に帰ってくる。

 

ちょうどそのお母さんが駆け落ちから帰ってきた時に友達の家で遊んでいたので

2人して「おかえりなさーいにっこりにっこり」と言ったのを覚えています。

お母さんは疲れた顔で「うん・・」と言って自分のベッドで寝てしまいました。

 

これだけを抜粋して書くと家庭崩壊している家みたいですが、幼馴染は勉強ができたので国立大に行ったし、そのお父さんは「農業がしたい」と言って50歳で会社を辞め地方へ単身で引っ越しました。

お父さんの生活が軌道に乗るまでは、全てやり手のお母さんが面倒を見てあげていました。

 

今も離婚はしていない。

決して夫婦仲が悪かったわけじゃないのです。

 

 

そのお母さんが64歳の時にわたしに

「ろきちゃん女はさ、40からっていうじゃない?でもさ違うんだよ。

女はさ50からだからね」とビールを飲みながら言ったので

「何が50からなの?」

と聞いたら

「アレに決まってんだろ」と笑っていいました。

 

アレってアレですよね?

恥ずかしかったので聞き流してしまい確認していませんが、多分アレ。

 

わたしはその時38で不妊治療に疲れ果て、顔面も衰えてこの先アレをすることなんかないだろうと思っていたので、40からだの50からだの言われてもピンとこず。

 

女は40からなんて初めて聞いたし、これから50になろうとしていますが素晴らしきアレの世界が待っているとも思えない悲しい

 

でももしかしたら・・・という気持ちを捨て切れないのも確か。

希望を持つのは大切ですよね。

頑張ろうっと飛び出すハート

何をどう頑張るかはおいおい決めていきます。

 

 

 

そのお母さんは今も生きています昇天

 

先日心筋梗塞で倒れましたが、今はもうピンピンして毎日サウナ通い。

今はサウナ友達と元気に汗を流しています。

 

会うとビールを飲みに行こうと誘ってくれます。

明るくて気前がいいので友人も多くいつも楽しそう。

 

気前が良すぎて、借金もかなり踏み倒されたらしいけど、気にしてません。

その子供(友人)の旦那さんが取り立てに行っています。

気が弱いのに笑

 

「返ってきやしないよー」と魂が抜ける

 

 

ね?とても参考になる生き方してるでしょ?

 

 

口癖は「もう死ぬんだから好きにさせて」

これは60の時から言っています。

当分死なないよね、と友達と話しています。

 

 

わたしの母親は「100まで生きる」と言って73で亡くなりました。

健康に気をつかって野菜中心でずっと生活していたのに。

人の命ってわからないですよね。

 

 

だったら楽しく生きたほうがいい。

 

 ちょっとくらい壁にぶち当たっても

笑って過ごしていれば脳みそは

「わたしは幸せだぜ」ってだませるんですって。

単純ですね指差し

 

やっぱり50からに期待しよう照れ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そのお母さんに誘われてひさしぶりに新宿西口の蕎麦屋「渡邊」へいきました。

 

 

 

栃尾の油揚げと板わさでビール。

 

 

寒かったのでわたしはおかめそば。

 

お母さんはせいろ。

ここのせいろそばすごく美味しいです。

お店で手打ちしてるのでせいろが一番美味しい。

 

また食べかけ。

写真撮りたいから待ってて!って言ってるのに

さっさと食べちゃうお母さん。

せっかちが過ぎるぞ真顔

 

でも長生きしてほしい愛

本人はとっとと天国に行きたいらしいけど。

 

 

 

 

 

 

 

ではまたお会いしましょう!