〈生きることを選ぶこと〉
今日は久しぶりの美容室で
楽しい一時を過ごしてきました
通い始めてもう４年になる行きつけのお店。
昔は男性の美容師さんが苦手だったんですけど、
こちらのお店の美容師さんは
穏やかで落ち着いた雰囲気の方で
いつ行っても
居心地良く過ごすことができます
お二人で経営されていたのですが、
相方の方が体調不良でしばらく休職されていて
何気なく近況を聞いてみると、
少し前にお亡くなりになったと。
言葉が出てきませんでした。
私も2回ほどカットしてもらったこともあって、
そのときはもうずっと喋り続けるから
ただただ面白くて、
イケメンで素敵な方だなぁと思っていました。
上のお子さんが
うちのいるちゃんと同学年で、
家も同じ校区内だということも分かり、
なんとなく親近感も湧いていたのですが。
もう二度とお会いできなくなるなんて
人の心の内は
その人にしかわからないものなので、
私自身のことを話すとすれば、
私もいるちゃんと生活していると、
消えてなくなりたいと思うことも
よくあります。
現実に耐えられなくなること、
不安でどうしようもなくなることも
たくさんあります。
つらくて、
涙が溢れて、
諦めそうになって、
それでも
日常にはちいさなちいさな幸せが
あっちにもこっちにも転がっていて、
こんな暮らしの中にも
不安が消えている瞬間も
ただ笑えている瞬間も
やっぱりまだまだあって。
それを見つけられるのは
自分自身だけなのだと。
どんな状況にあっても、
何が与えられても
なにがあたえられなくても、
満ち足りていても
足りないものばかりでも、
幸せは
自分で見つけなければ
気付くことができないのでしょうね
逆に言えば
どんな状況でも
幸せは自分で見つけていけるということなのだと。
ほんの短い時間でも
楽しい時間を過ごさせてもらったこと、
笑わせてもらったこと、
髪をキレイにしてもらったことを
その方に心から感謝して、
私ももっと強く生きていこうと思いました。