<息子を愛しく思う気持ち>



息子を妊娠中、

ほぼ元気に過ごせた期間がなく

ずっと体調が悪かったです。


産後、この体調の悪さから解放されるのかと期待したものの、

さらに身体はきつくなりました。



体力が回復しないまま

寝不足と授乳の日々が始まり、

動くエネルギーがなくなっていったのだと思います。

加えてもともと胃も弱く

まともにご飯を食べられないようになっていきました。


体力的にも精神的にも限界のところまで

追い詰められました。


このままでは危ないと思い、

母に来てもらいました。


また、授乳をやめ

夜中のお世話を夫に任せ、

夜はしっかり寝させてもらうようにしました。



息子が4ヶ月の頃です。

あの頃はただただ

か弱い赤ちゃんを必死で守るという気持ちだけでした。


今写真を見返すと、

なんて小さくて可愛い赤ちゃんなのに、

その頃は赤ちゃんの可愛さに喜んだり

幸せを感じたりすることができませんでした。


どうやって過ごせていたのか

記憶があまりありません。




家族の協力のおかげで

少しずつ体調は回復していきました。

それと同時にようやく

心から息子を可愛い、愛しいと思う気持ちが

芽生えていきました。



こういった経緯があるので

息子のことを想うとき

ただ純粋に愛しいとだけは言えません。


申し訳なくて、

申し訳なくて、


しかも障害をもって産んでしまって

普通に産んであげられなくて


謝る以外言葉が見つからない。


という気持ちもいつも一緒です。




でも、息子の笑顔はかわいくてたまりませんニコハート


大切な大切な息子です。