昨年の春先、しっかり芽が出たハヤトウリの苗を購入し、花壇菜園に植えたのですが、
背丈が2m近くなった初夏に枯れてしまいました。
今思うに、水やりが過ぎたのが一因のような気がします。
よほどのことが無い限り、天からの貰い水だけで大丈夫らしいです。
その年の晩秋、野菜として売られていたハヤトウリを何度か購入&美味しく頂き、
その中で状態が良かった1個を種瓜にしようと思い、冬の間保管していました。
2月下旬頃、芽?らしきものがちょっと出始めたのは気が付いていましたが、
露地植え可能な4月になったのでちゃんと出してみると、なんとこんなお姿に・・・
このハヤトウリのお尻が・・・
パカっと割れ、種らしきものがグググィ~っと出てきました。
リーゼントのお兄ちゃんが分厚い唇からべろ~んと舌を出しているみたい
ハヤトウリは非常に豊産性が高く、ひと株で100個以上収穫できるオイシイ野菜。
しかし植え付けは春、収穫が終わるのは晩秋~初冬と栽培期間が長いので、
手間はかからないらしいけれど、植え地に余裕がないと難しいですね。
それに豊産性が高いという事は、たくさんの実がぶら下がるわけで、
重みに耐えられる強度のあるネットや支柱、それなりの高さや広さも必要でしょうから、
我が家の猫の額ほどの花壇菜園では無理があります。
なので、うまく発芽&発根したら、野菜作りの師匠Oさん地に移植予定です。
(Oさんは近所に住む赤の他人ですが、いつもお世話になってます)
ちなみに、ハヤトウリの番種は面白いんですよ。
種を植えるのではなく、ハヤトウリを丸ごとそのまま植えるのです。
しかもお尻を出して・・・
こんな風にお尻を出して植えるのが基本。 頭隠して尻隠さず
植え付け完了!
割れる前ならお尻を斜め半分出して植えるのが基本ですが、
割れかかっている種がもう出ているので、多めに覆土しておきました。
こんなに割れてからの番種で、ちゃんと発芽や発根するのか不明ですが、
長い目で様子を見て行きます。