まだまだ暑いですね。
何をしようと思う元気もなく、読書三昧の毎日です。
ゴロゴロしてるとも言いますが。
そんなコッコちゃん、地元、西図書館が一番出没率が高い場所。
ここで、戻ってきた本を見ていると、棚では見つけられないような本を
みつけることも。
それも楽しみのひとつで、この本もそんな一冊です。
フジコ・ヘミングさんの「パリ音楽散歩」
パリは音楽家や芸術家がたくさん住んでいた芸術の都。
音楽家で古い所ではモーツァルト、サティやショパン、リスト、もちろん
ドビュッシー、ビゼーなどなど。
フジコさんは今も、「あの教会の鐘の音をリストは聞いたのかしら?」と思いを馳せながら散歩して歩くことが大好きなんですって。
風にのって楽器の奏でるメロディーが聞こえてきたり。。
とても自然で、柔らかなタッチの文体が心地よく、雰囲気のある写真も素敵。
音楽家の書くエッセイは音楽のように軽やかで味わいがありますね。
実は、コッコちゃん、ずっとパリに行きたいと思っていて。。
過去2回、訪れているのだけど。
今度は、特にどこに行くという訳ではなく、テクテクと散歩して空気を感じたいと
思っているんだよね。
これを読んで、あぁ、具体的に、こんな風にしたいと思っていたんだなぁと思いました。
芸術の「香り」を味わいたいんだなと。
アパルトマンを借りて、目いっぱい観光するんじゃない旅。
贅沢だよね~
だれか一緒に行ってくれる人、いないかな~~~
フジコさんと言えば、、、
コッコちゃんの元生徒ちゃんが、フジコ・ヘミングさんの音楽会で
「ラ・カンパネラ」を聴いた途端、涙が出てきたと言っていたことを
思い出しました。