全巻を読み返してみました。やはり、藤壺が亡くなるまでが物語に勢いがあっておもしろいです。
自分は出家したいと言いつつも、紫の上の出家を許さないというところが、男性のエゴが出ていて、現代男性にも通じるところが・・。
私は、藤壺、玉鬘が好きです。
さて、大和和紀の代表作といえば、「はいからさんが通る」なんといっても主人公紅緒が酒乱という設定がすごい。
伊集院家のために働きに出る、という紅緒のバイタリティーがいいです。
編集長が「ラブパック」の疾風のコスプレをするのもいい。
番外編もいいですね。特に編集長の話が好き。
