今朝、ネットを見てたらこんな話題がありました。
文科省の公用文作成の考え方って資料、めちゃくちゃ役立つから論文書く人とか社会人になって社外にメールを送るのが苦手って人は読むのをおすすめする。
公用文に限らず、社会人として作成する文書はそれなりにルールに従って書く必要があります。
私は仕事で役所相手の文書を作成することがあるのでなおさらです。
紹介されていた資料はこれ
新しい「公用文作成の要領」に向けて(報告)
読んでみました。
これいいですね。知らなかったこともちらほら。また、昔から変更になっている箇所もありました。
中にこんな記述があります。
句読点については、各府省庁及び一般の社会生活における表記の実態を踏まえた検討の結果、読点には「,」(コンマ)ではなく、「、」(テン)を用いることとした。
ちなみに、これまではこんな感じ。
句読点は,横書きでは「,」および「。」を用いる。
公用文改善の趣旨徹底について
より
なんと昭和27年の通達です。
このとおり公的な文書で、読点は「,コンマ」が正しいとされていました。
(上の書き方だと、句点が「,」で読点が「。」みたいに見えますけど、まあそれはよしとして)
私がそれを知ったのはまだ若かりし頃です。
職場の上司が報告書を作成してました。まあまあ分厚いものでした。
それを市役所に提出したところ、「うちは「,コンマ」が正式なんですよね」と修正を指示されたそうです。
上司は帰ってきて修正を始めたようでした。
ですが、
途中で、部下に「半分くらいまでやっといたから残り頼む」と言って帰りました。
まてまてまて!!!
一個ずつ直してたんかい!
当時はまだパソコンや文書作成ソフトを使いこなせていない人もいたんです
受け取ったその部下さんは、もちろん「置換」を使い、ものの数秒で残りの作業を終わらせてました
今でも笑い話として残ってます
この話のおかげで私は役所に提出する文書の読点はずっと「,カンマ」を使っていました。
でも、「、」テンを使っている他の人も「それについて修正を言われたことはないよ」って言ってたので多分、気にしている人は少しなのかもしれません。
そんな話を思い出したのでした
なんですかその話は!
まったく