閉鎖された空間が。
せわしない様子が。
たくさんの音が。
動き回り、終わるまでは
数時間いなければいけないこと。
毎度毎度。必ず具合が悪くなり、
苦しい思いをすることが。
とてつもなく怖いのです。
結果、時間通りにそこにいられたとしても。
何事もなく、『無事』には終われない。
周りは、「倒れてないんだから大丈夫だ」
と思うかもしれない。言うかもしれない。
けれど、私は毎回、あの時間が辛い。苦しい。体の悲鳴も心の悲鳴も聞こえる。話しかけられても頭に入らないくらい、泣きそうなくらい、苦しいんです。
怖い。どうしようもなく。怖い。
こんなこともできない自分を、
受け入れたくない。認めたくない。
あんなにも楽しんでやっていた仕事が、
今、こんなにも苦しい。
時間は無情にも過ぎる。
時計を見るのが怖い。