熊本県天草市に実家がある為、流浪の旅の出発を、ココから始めていきたいと思う。

明治日本の産業革命遺産の1つである三角西港から巡っていきたい。

【三角西港公園】

三角港と言えば、船乗りであった父親との別れの港だった為、世界遺産を知るまではほとんど、悲しい過去を思い出す場所という事もあり、足を止めることはなく、ただただ一般的な公園のある港だと思っていた。

だが実際は、オランダの築港技術が組み込まれた、とても素晴らしい歴史を感じる港だった。



【浦島屋】



【天草1号橋】

子供の頃から熊本市内に行くのに何度も通っていた橋。

この橋が架かっていなければ天草と熊本は簡単に行き来ができない。

橋を架けた技術と造って下さった方々にただただ感謝。


【明治日本の産業革命遺産】

こんなにも広範囲に遺産が登録されているとは思わなかった。

だからこそ全てを旅して周りたいと思う。


【冨岡氏 銅像】

当時の三角港を海外との貿易(米・麦・麦粉・石炭・硫黄)を通じて、活気づけた素晴らしい方。

 

【龍驤館】

映像やパネル資料が充実していて、素晴らしいことはさながら、地元の小学生が世界遺産について書いてくれていたレポートが何よりも感動的だった。

お越しの際は、是非、ご覧ください。


【用水路】

普通の用水路ではなく、オランダの技術が組み込まれた西洋風の用水路。

当時のまま綺麗に残っているのが素晴らかった。


明治維新から日本は諸外国との交流が拡がり、近代化した今現在の日本に移り変わってきている事は、学生の頃の勉強(るろうに剣心の漫画等)で知っていたが、実際に自分の足でその場へ出向くと違っていた。

 

感じる事は、想像とは異なり、はるかに素晴らしく、大変な苦労があった事を映像や資料等で知る事ができた。


また、明治維新が終わり、形としての維新は成り立ったが、人類はまだ多様性を受け入れ始めている段階である。

だからこそ、簡単に手に入る情報(豊かさ)ではなく、実際にその場所に足を運ぶ喜びを持って、目で見て、耳で聞いて、肌で感じて、事実と向き合い、本当の意味での近代化された維新を成し遂げられる手助けをしていこうと思う。

 

このブログが豊かさの第一歩として、皆様の心に伝わったら幸いである。