お腹の調子も心も回復しないまま
仕事に行って来ました。

職場仲間のTさんが今日お休みなので、
私まで休むわけにはいきません。

それに、仕事してる方が時間経つのが
早い気がするので気が紛れます。



仕事中、LINEが来ていました。
娘の大学時代の友達からでした。

彼女は 昨年結婚して、もうすぐママに
なります。
そう、臨月です。
LINEには、お腹が重くて大変だと…
あんなに細い体で大変だろうなぁって
妊婦姿を想像しました。

里帰り出産のため、今 実家にいます。
そのため、命日には行かれないので
お花を送りたいのですが…という内容。

たしか、娘の命日と予定日が
近いんじゃないかな?
そして聞くところによると、赤ちゃんは
どうも女の子らしい…と。


そっか…
女の子の母になるんだね。

今は母になる喜びと不安でいっぱいに
なっているのでしょうね。

私も27年前の『人生で一番幸せ』な
瞬間を思い出しました。
私は生まれた瞬間、
「女の子ですよ」って聞いて、
心からやったー‼️と思ったんです。 
初めて、自分の命より大事なものが
この世に誕生したんです。
あの時の、かん高い産声は今でも
はっきり思い出せます。


生まれてきて、親になって初めて
私達のように最愛の子を喪うことほど
残酷な出来事は無いのだということが
わかるのでしょうね…



娘にも 体験させてあげたかったな。
自分の命より大事な子どもを持つこと。
『母になる』ってこと。


私も…
娘が産んだ子を抱っこしたかったな。



彼女の幸せに満ちた文面を見て
ちょっぴり羨ましく思ってしまった…
そして、彼女のお母様も、もうじき
お孫さんを抱っこ出来るのかと思うと
羨ましく思います。


私は…
おばあちゃんになりたいわけじゃない。
娘の子どもを抱っこしたかっただけ。

ただそれだけ。

それだけなのに…
叶わないんだなぁ。


寂しい。