私は生まれた時から耳が聞こえなかったので、聴覚障害があると初めて両親にも気づいてもらえたのが2歳の時。
 
そしてろう学校に入り、発声や言葉の訓練をすると同時に、「補聴器」なるものを耳にはめました。
 
それからは私の生活に補聴器は欠かせないものとなり、起床してから就寝するまでずっとはめて生活するというものでした。
 
聴覚障がい者によっては補聴器はいらない、つけたくないという人もいるかもしれませんが、私は絶対必要でした爆  笑
 
私は珍しく左右で聴力のデジベル(音の強さを表す単位)がかけ離れていて、右はまあ中程度、左は重程度でほとんど聞こえないという感じでした。
 
なので、補聴器は右耳だけはめていました。
 
補聴器も、自分の体の成長、補聴器の技術の進歩に合わせて何度か買い換えしながら使い続けてきました。
 
幼少期の頃は、補聴器は今よりも大きく、箱型のようなものでした。
 
ブラジャーのような胸当てのポケットに、箱型の補聴器を差し込んで。
 
そこから伸びるコードのイヤホンを耳にはめていたので、目の前にはイヤホンのコードがぷらぷらとあった。
 
子どもながらにそれが何だか不思議だったのか、時々ガジガジとかじっていたのを覚えていますゲラゲラ
 
ネズミかい🐁
 
それから後に、補聴器はサイズが小さくなり、耳掛け型に変わりました。
 
その名前通り、補聴器を耳にかけるもので、それからずっと長年、今もこのタイプの補聴器です。
 
大きく変わったのは、ここ近年になって、それまでのいわゆるアナログだった補聴器がコンピューターになったこと。
 
コンピューターの補聴器になってどういうことかと言うと、一番の違いは、補聴器に入ってくる音が内部で調整されるというものです。
 
ノイズがカットされ、比較的聞きやすい音に変換されて聞こえるようになるというもので、アナログの補聴器だと購入時に調整した音のまま、変更ができないので。
 
時が経ち、本人の聴力が落ちていったとしても、補聴器を通して聞こえる音の調整は不可能というものでした。
 
コンピューターのものは購入時だけでなく都度、聞こえのレベルに合わせて補聴器の音の調整もしてもらえます。
 
コンピューターになった分、扱いも機器もデリケートなものになりましたが、やはり聞こえが調節できるというのはありがたいと思いましたお願い
 
ちょっと補聴器の説明になりましたが、ここから本題です爆  笑
 
私がずっと使っていた補聴器は、ほとんど肌色に近いものでした。
 
デザイン性ももちろんなく、ただ当たり前のように肌色に近いものばかりだったのです。
 
そのことに何ら疑問を持つことはありませんでした。
 
補聴器であることには変わりはないと思っていたから。
 
でも、近年で時代の変化と共に補聴器の性能だけでなく、デザインも進化していて。
 
バリエーションのあるカラーの補聴器が普及するようになりました。
 
私もコンピューターの補聴器になった時、それまでの肌色から少し変えたのですが、それでもあまり目立たないような無難な色を選びました。
 
それが、これね。
 
 
鈍いメタリックカラー、みたいな感じかな。
 
そしてある時、新聞で一つの記事が目に留まりました。
 
それが、「補聴器をデコる」というキャッチコピーの記事。
 
 
半年も前のだけど、まだ切り抜きを残してたウシシ
 
つけ爪のように、補聴器を「着せ替え」できるという装飾チップというものがあるというのです。
 
装飾チップは「アートカバー」とも呼ばれますが。
 
装飾チップはおしゃれなデザインがいくつもあって、おしゃれにデコる(飾る)ことで。
 
昔から補聴器は視線を気にして隠しがちだったという、その垣根を取り払おうという意図で生まれたのだそうです。
 
正直、びっくりでしたびっくり
 
補聴器がこんなおしゃれにカラフルだなんてあり得ないとゲラゲラ
 
でも、それが可能になったというのだから、とってもすごい発案だったと思いますお願い
 
私は、補聴器をはめているということで指さされたり、からかわれたような記憶はあまりないです。
 
むしろ、私が話す発音がおかしくて、そのことをからかわれるのが多かったので、そっちの方なのですがゲラゲラ
 
でも、あんまり補聴器は見せたくないな、特に夏は暑くて髪をまとめたりするから見えるなあと思うことは、昔から多々あったとは思います。
 
やはり、そこがちょっと他の人と違う、場合によっては少し恥ずかしいかなと思うことも正直あったかもしれません。
 
今は、全然恥ずかしいとも思わないのですが。
 
その記事を見つけて、こんなものがあるんだあー!とびっくりはしたものの、そんなのがあるんだなと思う程度で。
 
でも、こんなのがあるよーって発見のつもりで、友人Mちゃんにも見せました。
 
そして、私もこれをしたらいいと思うよ、って熱心に勧めてくれました。
 
お気に入りのアクセサリーをつける感覚で、補聴器も同じようにお気に入りのデザインにしてかわいく見せることで、聞こえないという自分を自然にアピールできるんじゃないかと。
 
Mちゃんに背中を押してもらったことで、ようやく私もその装飾チップを試したいという気持ちが生まれましたお願い
 
手持ちの小物などにデコなどすることはあっても、補聴器は精密機械のため、同様に気軽な気持ちでやることはかえって壊してしまうとも知り、専門家にしてもらうのが安全でした。
 
早速、その装飾チップを提供している会社に連絡を取りました。
 
この新聞記事でインタビューに答えている難聴の女性が、その会社の代表を務められています。
 
私が希望するデザインをオーダーする形になり、そのデザインのイメージの決定に向けてLINEでやり取りが始まりました。
 
事前にいろんなハンドメイドアクセサリーの商品を見て、デザインを参考にしたりなどイメージを固めたりして。
 
最初は、私のこだわりが強すぎて、結構イメージが固まるのに日数がかかりました笑い泣き
 
ネットでカラーを決めたりもするので、実際のイメージがなかなかつながりにくくて悩むことも。
 
こだわりすぎたあまり、厳しい注文や言葉になったかもしれないと反省したりもしましたねー
 
けれど、ようやくイメージが固まり、実際に作っていただくことになり。
 
先日、ついにその装飾チップが届きました爆笑
 
果たしてどんな仕上がりになったのか、落胆したらいやだなあ・・・とドキドキしながら(笑)、思い切ってその商品を目にすると。
 
「うおー、いいじゃん!!ラブ
 
それがこれですラブラブ
 
 
私の好きな桜で、中央の「めしべ」に当たる部分には、キラキラと光るストーンのようなものがあって。
 
そのキラキラ光るストーンは特にお願いしていなかったので、そういう風にしていただけたことがめっちゃ嬉しい爆  笑
 
そのキラキラがあるおかげで、桜がよりかわいらしくなった感じでハート
 
そして、背景のカラーがこれまためっちゃ悩んだのですが、この濃い藍色のような色にして正解だったグッ
 
夜の闇のような、宇宙のような、深い海のような、見る人によって自由にイメージを広げてもらっていいような深みのある色になってよかったですニコニコ
 
 
小さくて軽く非常にコンパクトなので、名刺ケースに入れて送られてきました。
 
そして、市販のネイルシールを小さく切ったものを薄く伸ばして、装飾チップと補聴器本体とをくっつけましたニコニコ
 
 
こんな感じになりました!
 
電池カバーの開閉やスイッチなどがあるので、装飾チップは補聴器全体をすっぽり包んでしまうものではなく、外側に向けられる補聴器本体の面だけに貼り付けます。
 
 
実際にはめてみると、こんな感じラブラブ
 
髪が耳にかかりにくく、どうも下りてきてしまうので、完全にすっきりと全体が見せにくいのですが。

なので、翌日会社で着けていたけれど全く気づかれなかった(笑)
 
実際に、この装飾チップのついた補聴器をはめてみて。
 
「もうこれは、いわゆる昔ながらの補聴器じゃないラブラブ
 
と、それまでの補聴器の概念がガラガラと綺麗に崩れ去ってくれましたゲラゲラ
 
補聴器は肌色で目立たないもの、できるだけ隠すようなもの、と何だかずっとそう思って生きてきていて。
 
それがあまりにも当たり前すぎて、疑問にすら思わなかったのです。
 
特に、補聴器=肌色に近いものという概念があまりにも長年もの間、私の中で定着していたので。
 
このようなオリジナルのこだわったデザインの装飾チップをつけた補聴器にすることは、自分なりに大きな一歩だったように思いますお願い
 
でも、やっとこの装飾チップを着けられた途端、もう見せびらかしたいくらいの気分チュー
 
これ、めっちゃいいですウシシ
 
特に、自分がデザインしたものだから尚更ラブラブ
 
派手すぎず地味でもないし、この年齢でも全然大丈夫(笑)
 
もう一生、このデザインの補聴器でいいと思うくらいですチュー
 
アクセ感覚で、お気に入りのデザインの補聴器を自然に見せることで、黙っていると分かりづらくても自分は耳が聞こえない人、と誰にでもわかってもらえやすいようにしたいと思いますウインク
 
この装飾チップは耳掛け型の補聴器でしか使えないけど、おすすめですね!グッ
 
取り入れて本当に良かったですピンクハート
 
この装飾チップは、年代性別を問わず本当にたくさんの人に普及しているそうですニコニコ
 
すでに作られているデザインの装飾チップを頼むのもあれば、自分の好きなデザインをオーダーすることもできます。
 
ただ、どんなデザインでもオーダー可能!というわけではないなと、私は自分の経験を通してわかりましたがゲラゲラアセアセ
 
補聴器に対する抵抗感や羞恥心といったものをなくし、ごく普通に自然体で、気に入ったデザインの補聴器をはめている自分をどんどん外に見せていこう!というその代表さんの姿勢は素晴らしいものがありますのでキラキラ
 
その活動がますます広がっていけば素晴らしいなと思いますニコニコ
 
 
 

~耳の聞こえないエンジェルライトワーカー瑠璃の海の提供内容~

 

リボン 天国にいる愛する故人やペットたちからメッセージを受け取ることができるミディアムシップセラピーは、こちら

 

リボン オリジナリティーの豊かさあふれる、多様なオラクルカードリーディングメニュー一覧は、こちら

 

 

 

 ※瑠璃の海のメニューのどれを選ぼうか悩む人は、各メニューの特徴をまとめたこちらを参考にどうぞ♪

 

リボン お問い合わせ・お申し込みは、こちらからどうぞ♪