意外な夜 | ちっぽけな空

ちっぽけな空

田舎のちっぽけな空の下で
   日々の喜怒哀楽を綴ってます

昨日は、朝8時半から職場のミーティングがあった

それも、市のある会館の会議室を借りて・・??

創立1年ちょっと・社員23人の小さな会社

まだ、どんどん大きくなっていきそうな会社だけど

 

社長が、他県で企画・イベント会社をやっていたらしい

なのでイベントが大好きで、ミーティングも、わざわざ?(⌒-⌒; )

 

何かとイベントをしたがり、BBQ大会もこの3か月で2度も

そうそう、社員を焼き肉屋にも連れてってくれたっけ

 

関連会社の接待としてのBBQなんかは、

こっちの社員が大手の企業分、全て準備するわけで

社員は、通常の仕事もしつつ、テントやらセッティング・食材買い出し

調理、おにぎり・・そりゃあもう大掛かりな準備をする

勿論、接客・後片付けも全部。丸1日掛かり

中身も、抜かりのない気の利いた対応

接客される側は、大満足するだろう企画だ

けど、こちらの社員は・・・・( ̄_ ̄ i)

 

そのBBQ大会を夕べは、こっちの社員の為に社長自腹で行う事になっていた

勿論、皆、通常の仕事をしながら準備から全部しないといけない

社長は、仕事の関連会社の人達も招待して、社員の家族も招待して全部で40名ほど

子供たちの為にたくさんの花火・持ち帰り用のお菓子等々も、準備して

 

この話を聞いた時、参加したくない(-。-;)まずそう思った

私は、午前中いっぱいのミーティング後、そのままいつもの仕事に就き

準備に混じり、そしてBBQ・・丸1日なんてキツ過ぎる(>_<)!って。

でも、新人だからくれぐれも参加するようと言われ、しぶしぶ行く事にした

 

準備にも参加しないと、BBQだけには参加できないと思っていたけど、

結局、仕事が終わったのが15時で、準備には混じれなかった

それは班長公認だから大丈夫と言う事で、30分前に合流

 

いきなり、成り行きで3人焼き係に回されてしまい、暑いのなんのって

焼けた肉をテーブルに運ぶと、そこには飲んで食べるだけの人が楽しんでる場

なんと不公平な事か(-_-メ)

こっちは汗ダラダラで、熱い暑いと言いながら、焼けた肉を自分の口に運ぶ間もなく

大勢の酔った社員や、その家族にたくさん焼いて運ぶだけ

BBQって、必ずこんな役に回される損な人、絶対居るのよね~<`ヘ´>

 

そうこうしている間に、いつもよく話すフロントの子が他の若い子を連れて、

交代に来てくれて、やっと休憩と食にありついた(;´▽`A``

さすが気が利くミーちゃん( ´艸`)

後は、焼きに回っていた3人で、少し温くなったウーロン茶・焼肉で乾杯

 

この夜の収穫は、ある意外な事だった

 

私は、清掃部の1部の人しか知らなくて、厨房の人とか初対面の人が大半!

よく話すのは、フロントのミーちゃんと厨房の班長さんだけかな?

 

同じ部門で働いてる若い子なんかも、挨拶はしてもそれ以上の交流も無い

20代の男の子も2人居るけど、孫みたいなもんだし

こんな歳の私から声を掛けても迷惑だろうと思って、意識して距離を置いていた

勿論、挨拶や分からない事を聞いたりするくらいの会話はある

 

ところがこの夜は、二十歳の男の子(月君と呼ぼう)が

私の側にずっと居た(゚_゚i)・・?

あんまり話した事なかったのに、良く話し掛けてくる

凄くおとなしくて、時々しゃべる声も小さくてボソボソと。暗い感じの子

 

「へぇ、この子もよく話すんだなぁ~」と思いながら私も相手をしていた

わざわざ他県から、1人で仕事に来たとか家族の話とか

思ってたより、ここの地が開けていたとか(;´▽`A``

コンビニも、近辺に2軒あるし~とか(笑)

だんだん意気投合し、ずーっと一緒だった

初対面の人から、「2人、親子なの?」と聞かれたくらい(笑)

 

もう1人の20代半ばくらいの男の子(翔君と呼ぶ)も、月君がちょっと立った隙に

私の隣に来て座り、今関わっている仕事の話とか家庭の話とか、明るく話す

この子にも「へぇ~私になんかにも、話してくれるんだぁ~」と思って

ずっと相槌しながら聞いていた

月君も戻り、私達の横に立ってにこにこ話を聞いている

 

2人は、会社が寮として準備してくれてる一軒家に、一緒に住んでいる

仲も良さそう(^_^)

 

若者だからと遠慮して距離を置いていたのに、こんな風に話せるなんて

とても意外だった

その子らからしたら、こんなオバサンの存在は損得なしに無害な存在で

話しやすかったのかな(~▽~;)

 

もうそろそろお開きと言う時間まで、3人で一緒に居た

別れ際、翔君が

「そらさんは、〇〇の道を良く通るでしょ?

俺達よく🚙すれ違うんだよ♪ な?」と月君と顔を見合わせて笑った

「一生懸命手を振ってるけど、そらさんは全然気が付いてくれないんだよ(笑)」

「えっ( ゚Д゚)・・、えぇ~~っヽ(゜▽、゜)ノ?? うっそぉ!

あの、水色の車だよね~(;´▽`A`` ごめん!気付かなかった~(笑)」

 

仕事中の態度からは、想像出来ない行動だからビックリ

本当に意外な話ヽ(;´ω`)ノ

 

片付けに入り翔君と離れた時、月君が側に来て、耳元で小声で言った

「俺も何度も、そらさんとすれ違ってるんだよ(^_^)」

 

「えぇ~(;´▽`A``、黒の軽だよね~

今度から、ピッ(クラクション)て小さく鳴らしてよ~ヽ(;´ω`)ノ

翔君にも言っといて!ピッって鳴らしてって」

おとなしい月君は、いつものように、にこにこ笑うだけ

 

この、車のすれ違いの話を聞いた時

今夜だけの、たまたまな声掛けじゃなったんだと思えた

 

明日から、一段階親しい付き合いになるのか、楽しみだな( ´艸`)

仕事に行くことが、嬉しくなった♪

やっぱり、こういう職場の飲み会には行くべきだね

行って良かったよ

こんな発見も出来事も、親しくなる切っ掛けもあるんだから(^_-)-☆

その為の親睦会なんだよね( ̄ー ̄)♪

 

 

月君と、BBQの隅っこで撮りっこした、夕焼け