アミノ酸の含有量の多い肉や卵、乳製品が優れた食品と認識していませんか。
肉食の人がガンや心臓病、糖尿病になる率が高く、穀物や豆を食べる人が病気になることが少ない統計が出ています。
肉に含まれる脂肪が病気の原因ですが、タンパク質の摂取過剰も危険な意味を持っています。
タンパク質過剰摂取の弊害の一つがアレルギーです。
アレルギーは免疫が異常な反応を起こしていることを示しています。
本来、ウイルスや微生物の感染を防ぐための免疫ですが、食物成分など比較的無害な成分にまで免疫が反応することで、食物アレルギーが発症します。
食物アレルギーの原因物質は、卵、牛乳、大豆などタンパク質が豊富に含まれる食品が多いです。
タンパク質がアミノ酸に分解されず血中に、それに対する免疫の過剰反応として、かゆみや湿疹、腫れ、赤み、喘息、くしゃみ、下痢などの症状が起こり始めます。
タンパク質はアミノ酸に分解されなければ利用不可。
タンパク質がアミノ酸に分解されていないと、腸が排泄します。
タンパク質が分解できていなかった場合、大豆やとうもろこしが原型のまま便に混ざって排出されます。
大人の場合は腸が発達しているので異物を排出できますが、胃や腸の発達が十分でない乳児や子供は、未消化のタンパク質が血液に混入し、アレルギーが起きてしまうのです。
食物アレルギーのもともとの原因卵、乳製品、肉などたんぱく質の多く含まれた食品を多食する習慣が、アレルギー体質を作っているのです。
タンパク質を摂り過ぎると、硫酸や尿酸などの酸性物質が血液中に生成され、その中和に骨からカルシウムが溶け出し、カルシウムが奪われます。
そのため乳製品をあまりとらずカルシウムの摂取量の少ないアジア系人種よりも、乳製品を多く摂る欧米人の方が骨粗鬆症の罹患率が高いのです。
肉食などでタンパク質を多量に摂ると変性したタンパク質が発ガン性物質に変化し、胃ガンや大腸ガンの発症に関与しているとも報告されています。
◎ タンパク質を摂りすぎると、脂肪が身につく。
◎ 体重あたりのタンパク質の必要量は年齢とともに減少する。
摂取過剰だと排出できず、尿酸となって血液中に残り、通風や腎機能低下の原因になると害を警告しています。