こんにちは、琉璃伽です。

今日で6月も終わりですね。

2020年はあっという間に後半戦。

 

でもコロナの出来事を360度グルっとみてみれば

学ぶことが多かったと感じています

 

全世界に等しく起こった出来事を

それぞれがどう受け止めるのか。

同じ出来事を体験しているのにそれに対する反応や考え方は

全く違うとうことを見た気がします。

 

これが価値観や死生観の違いなのかなと思いました

 

ちなみに私の価値観が大きく変わったのは、

時系列で並べると

 

2000年→会社を辞めて単身NYに行った時(今の仕事につながるできごと)
2002年→夫の解雇による裁判の勝訴経験(1年半)(予想外の無職の夫を背負うことになる突然の出来事)

2005年→復職して出会った仕事とその仲間たちとの出会い(仕事の価値観の大きな変革と自分の強みを認識するできごと)

2012年→渡英した時に丘に登った時の経験(すごく愛していた方との大きなお別れ)

2015年→突然やってきた両親の介護と仕事(想定外の両親同時の介護のはじまりと、仕事の繁忙がドはまり)

 

それぞれ大きな心のアップダウンがあった

つらかった日々でしたが

今となっては全て自分の宝物です。

 

もし今そのときやったことを1つ1つリスト化して、

 

「はい、この問題を解決するために必要なことです。やってください」

 

といわれたら、足がすくみます(笑)

 

それほどすっごい影響力があった出来事であり

すごい数のタスクだからう一馬力では無理!の数々

 

なぜできたのか?

 

やることリストなんていうものはなく、

逃げられない敵に対してひたすら向き合って

その時できることをする。

 

未来を考える暇もない。むしろ考えたくもない。

 

まさに今を生きていた実感。

 

できないときは相談をする、わかる人に聞いて

お願いすることは頭をさげてやってもらう

 

それを繰り返しながら、無駄なことを考える暇もなく

ただただ、次々にやってくることを1つ1つこなしていったら

未来が自然と創られていきました。

 

それゆえ目の前のことにものすごく集中していたのでしょうね。

 

その時の感覚はランナーズハイのようで、

先の見えないでトンネルの出口に向かって

ひたすら走っていたんだなと思います。

いまだにその時の感覚は忘れられません。

苦しいことをしてるのに、なぜかランナーズハイのようで

つらさよりもなんか違うふわっとした感覚。

 

結果トンネルの出口に出たときに、

後ろを振りかえって自分の足跡を見て

「よくがんばったね・・」てっ泣きながら

自分にブラボーって言っていました。

 

たくさんの人のサポートを受けながらも

自分でトンネルを走り抜けた瞬間。

 

なんかね、すっごい大きい日の出に向かって

スクっと立って前を見据えてるようなそんな感覚。

 

今振り返るとこの時の出来事が今の自分の考え方や

視野の広がりを与えてくれたと感じます。

 

でもすべてのできごとは、降りかかったときに

「無理だー、どうしよう!明日からどうすればいいの!?」

という混乱と恐怖と混沌を同時に背負った

わけがわからないぐっちゃぐちゃの感覚。

 

そして、避けられないどうにもならないことを目の前にしたときに

なんか驚くような静寂がやってきて

研ぎ澄まされるような感覚になっていく。

そして「よし・・・」という静かで確かな決意

 

「腹をくくる」という体の変化ってこんな感じなんだという体感。

その直後、猛ダッシュで走り出したって思います。

猛ダッシュの後は休息も必要。

人生はずっと走りっぱなしだと息切れしちゃうからね

 

ちょうど今朝、前職の仲間からちょっと重ためのメッセージをもらいました。

仕事上の接点はなかったゆえに、突然のメッセージにびっくりしましたが

今の彼女の頭の片隅に私のことが思い浮かんだのかなと思ったら

その時の絆の強さ弱さは関係なく自分ができることはしてあげたいし

力になれることはしてあげたい。

 

きっと当時の私のように先の見えないトンネルを走ってるのだと感じます

彼女も節目なのかなって思いました。

いいかえれば次のスタートの前触れなのです。

 

でも今のこの苦しみは自分で抜け出して乗り切るしかない。

理不尽なことがあってもそれはその人のせいではなく

その「理不尽」を自分がどう受け取ってどう反応するのか

だから。

 

あれこれ示唆するよりも今はただそばにいながら見守ること。

必要な時に差し出された手を握ってあげること

今は言葉よりもいつでもこのメッセージのラインをつなげば

つながることができる安心感をもってもらいたい。

 

周りを見渡せば助っ人はいっぱいいる

咲いてる人もいれば、これからの人もいる。

すでに1つの節目を終え、次の花開くタイミングを待つ人も

 

 

必ず未来にこの経験は自分だけの宝物になるはずだから

それまでつながってるから安心して

 

って思いつつ、ココロより応援

彼女のおかげで自分を振り返ることができた朝でした


琉璃伽

 

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