今年も、いつの間にかベランダに水仙の花が咲いていました



何の手入れもしていないのに、毎年この時期には綺麗に花を咲かせ




本当に、たくましい花だと




毎年、風に揺れている花を見る度にそう思います


横山ルリカオフィシャルブログ「ルリ色日記」Powered by Ameba




東日本大震災から2年が過ぎましたが




あの日から、1日も忘れたことがない東日本大震災について、今の私の気持ちを少し書こうと思います




あの日、私はビルの上階で同じ事務所の河村唯ちゃんと撮影をしていました




今まで経験したことがない激しい揺れに、立って歩くこともできず




このまま、崩れてビルから出られなくなるんじゃないかという凄まじい恐怖を体験しました…




そして、揺れがおさまらない中、マネージャーさんが私たち2人の頭をかばってくれ、ひざまずきながらようやく階段を降りて外に出ました



すると…




電車は全路線で不通となっていて、今まで見たことがないほどの物凄い人で都内はあふれていました…



もし、撮影も終わり1人で駅にいたら…



電車に乗っている時に、地震にあっていたら…




私は、自宅に帰ることもできなかったんじゃないかと思うと



深夜までかかり、私たち2人を自宅まで送り届けてくれたマネージャーさんに本当に感謝です(>_<)




そして帰宅した自宅は、停電、断水…




全ての花瓶は、ガラスの破片となっていて、ものが床に散乱していて、横揺れの激しさを痛感しました…




地震直後に、母が飼い猫のルキを部屋で見つけた時




ルキは、前足と後ろ足をピーンと突っ張らせ、全く動かずに剥製のように固まっていたそうです




よっぽど怖かったんだろうと思うと、無事でいてくれたこと、神様に感謝しました(>_<)




その後、長く続いた計画停電…




電車が動いていること




スーパーに食べ物や飲み物がぎっしり並んでいること




電気やガスがつくこと、水が出ること…



毎日の生活の中で、当たり前だと思って生きてきたその全てが




あの日から当たり前ではなく、本当にありがたいことなんだと痛感しています




家の中では更に防災意識が高まり、いざというとき足りない物も




各家庭や各自で日ごろから用意があれば、奪い合わずに分け合えるという考えのもと




水や食料、簡易トイレや電池などの身の回りのものを備える習慣がつきました




3.11を経験して、私たちは生きるための色々なことを学んだと思います




2年経った今も、被災地では、まだまだ復興への支援が必要とされています




先ずは、自分が元気でいなくては支援もできないので、元気でいることを1番に考え




そこから、募金など自分にできる身近なことを【継続は力なり】の信念で続けて行こうと思います




そして、タレントという仕事を通しても、復興支援のお手伝いができるように、1つ1つの仕事を頑張っていこうと思っています




あ、私は万が一を考えて、日常持ち歩いているカバンの中に、携帯用ミニライトや飲料水、薬などを常備しているのですが




カバンの中をみた母から




『お水1本でいいでしょ?こんなに何本も入れて、バカじゃないの(-"-;)
カバンがちぎれそうじゃない』と叱られてしました(汗)




なので、今後はバカじゃないの!と言われない程度の量にしようと思います
(^_^;)




人は、様々な体験を教訓にして、前に進める生き物だと信じて




これからも、1日1日を大切にしていこうと思います




被災地の皆さんも、被災地以外に住んでいる皆さんも




まだまだ寒い日があるので、体調には気をつけて下さいね




m(_ _)m