「価値観・思い込み」の罠から抜け出そう｜自己探求の道標（前編）

「自分らしく生きたい」
「ありのままの自分でいたい」
「本音を隠さずにいたい」
「自分に嘘を付きたくない」

誰でも一度は
そう考えたことが
あるのではないでしょうか。

本音で生きられたら
どれだけ幸せだろうと思ってる。

でも、いざ本音で生きようとしたら
上手く行かないことがよくあります。

私はずっと
自分が望む方向へ進もうとしたら
誰かが後ろから引っ張るような

スカートの裾を踏まれて
前へ進めないような感覚でした。

こんなに強く願ってるのに
こんなに努力してるのに
なぜうまく行かないんだろう。

そう悩んで落ち込む日々を、
一体どれだけ過ごしたでしょう。

ここで言う
「自分らしさ」「自分の本音」とは
『ボディ・マインド・スピリット』の
【スピリット】のことです。

▼参考記事

『『内なる声』を呼び覚まし、心の葛藤を乗り越えて本当の自分を輝かせる』●「今日こそはやろう」と思うのに　重たい腰が動かない●「ダイエットしよう」思うのに　つい食べてしまう●「起きなきゃ」と思うのに　布団から出られないこんな経験は…

ameblo.jp

【スピリット】とは
「心に宿る高次の精神」であり
「内なる自己」であり、「本来の自分」。

抑え込もうとしても
抑えきれるものではなく

葛藤すると最後には
スピリットが勝つはずです。

それなのに
なぜ「本来の自分」が望むままに
生きられないのでしょう。

なぜならそれは
私達が生まれた後の

育つ過程で身につけた
【価値観・思い込み】が

邪魔をするからです。

私が学んだ心理学ではこの【価値観・思い込み】を
【ビリーフ（信念）】と呼んでいます。

この
【本来の自分（スピリット）】と
【価値観・思い込み】の関係は

例えるなら
皮の厚いお饅頭のようなもの。
（肉まんでも良いです。）

内側の核＝あんこが
先天的に持って生まれた
【本来の自分】で

外側＝皮が
後天的に身に着けた【価値観・思い込み】。

だから
【本来の自分】は
【価値観・思い込み】という
厚い皮に隠されており
表に出てくることができないのです。

でも【価値観・思い込み】は
後天的なものだから
生まれたばかりの頃はありません。

生まれてすぐは
【価値観・思い込み】が作られてない
【本来の自分】のままです。

例えば
いつも親の顔色を伺ってばかりで
「自由に言いたいことを言えない人」が
赤ちゃんの時はどうだったでしょうか。

生まれたての赤ちゃんの頃、
お腹が空いてミルクを飲みたい時は
泣いていたと思います。

赤ちゃんは
「いま泣いたら迷惑かな」とか
親の顔色を伺っていたでしょうか？

考えませんよね。
赤ちゃんは好きな時に泣くものです。

つまりこの赤ちゃんは
「自分が言いたいことを
自由に言ったら迷惑だ」と
後から学習したのです。

これを図にすると

こうなります。

生まれてすぐは【本来の自分】ですが

↓↓↓

お腹が空くと泣きたいけれど、

泣いたら怒られるようになり、

「言いたいことを自由に言うと怒られる」

と学習します。

心に傷ができる感じです。

↓↓↓

そうするとこの子は
「言いたいことがあっても

自由に言わない」という
【価値観・思い込み】を

持つようになります。

心の傷にかさぶたができて

覆い隠すようなイメージです。
↓↓↓

この繰り返しで、

人はたくさんの

【価値観・思い込み】を作ります。

【本来の自分】が見えなくなります。

しかし

【価値観・思い込み】は
後天的なものです。

後から身につけたものは
後からいくらでも
変えることができます。

正確には「変える」というより
「和らげる」「緩める」という表現が近いです。

では実際に
【価値観・思い込み】を変えるには
どうしたら良いのか、

とても気になると思いますが
説明するととても長くなるので
それは別の機会にするとして…

私がここでお伝えしたいのは

「人はいつからでも変われる」
ということです。

これまで私は

【価値観・思い込み】と向き合い
書き換えるための

心理セッション受けて
本当に人生が変わりました。

もちろん魔法のように
ある日突然別人のように
なるわけではありませんが

少しずつだけど着実に
生きやすくなりました。

※心の変化は緩やかな方が望ましいとされています。
急に変わると反動も大きいためです。

【価値観・思い込み】が変わると
人生の悩みが少なくなって

悩んでた時間を
他のことに使えるようになりました。

そして
ずっとスカートの裾を
踏まれてるような感覚でしたが
踏んでいるものが無くなりました！

本っっっ当に