突然ですが、今日からしばらく、2023年5月に行った写真展のふり返りを投稿します。

 

金沢の友人の誘いで、フジカラーギャラリーかなざわさんで二人展『時空(とき)を越えた約束』を開催し、写真パネル50点ほどを展示させていただいたのが3年前でした。次は輪島で…と思っていた矢先、2024年の能登半島地震が来てしまいました。自宅アパートで保管していた写真パネルは幸い全て無事でしたが、輪島も自分も展示どころではない状況。パネルは自宅で眠っています。

 

写真の中には、地震以来アクセスが無く確認できていない場所や、変わってしまった風景、その場所自体が存在しなくなってしまった場所などもあり、「すでに無い風景を投稿する事に、果たして前向きな意味があるのだろうか…」という葛藤を感じました。けれども写真を見て下さった方から「懐かしい風景を見られて嬉しかった」という言葉をいただき、ふり返りを載せてみる事にしました。

 

キャプションは当時のものを載せ、必要に応じて現在の視点から追記したいと思います。

 

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『時空(とき)を越えた約束』

 

No.1「また会えたね!この美しい青い地球(ほし)で」

 

私たちは、何度でも、めぐりあう。

 

(輪島市 福が穴)2023.03.28

 

 

*こちらの作品は、プロフィールにあります「風景投稿販売あゆわら」のサイト <http://ayuwara.com/search?q=ay-000285 >より、お買い求めいただく事ができます*

 

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追記:

先日、以前は福が穴の駐車スペースだった所まで行ってみましたが、入口へと続く道は崩れた土砂で塞がれ、まだ通れそうにありませんでした。

 

 

ふだん人工物の写真はあまり載せないのですが、これは載せます!この巨大なマイナスドライバーが、人と自然が調和して生きて行くための、小さいようで大きな第一歩になると知ったからです。金属部分35cm、愛称「グリグリ」♪雨水が浸透できないほど固くなってしまった土壌に差し込んで、盤を貫いてグリグリと回しながら、すり鉢状に大地の呼吸孔/菌糸と植物の根の定着先/雨水の浸透孔をうがちます。もみ殻くん炭と細かく砕いた炭があれば先に撒いておいて、グリグリする時に土中に入っていくようにし、グリグリ後は落ち葉などを詰めて、菌糸が張る前に穴がふさがってしまわないよう、空間を確保すればOK。「えっ、そんな簡単なことでいいの!?」と思われるかも知れませんが、「大地の自然治癒力を発動させる、そのきっかけを作る作業」なのだと私は捉えています。

 

…という訳で、私と息子のグリグリ初め♪

 

 

 

 

グリグリを差し込むと、とても固い層があったり、石があったり、そこを突き抜けたらグチョグチョと音がするくらい水っぽい粘土のような層があったり、地中の様子が手に取るように分かるので驚きました。小さな畑のスペースをお借りしているこの場所は、元は田んぼだったと聞いているので、グチョグチョも納得です。息子は楽しくなってしまい、暗くなってもなかなかやめられず、たくさん縦穴を開けてくれました、ありがとう!!


この方法を知ったのは、高田宏臣さんの『よくわかる 土中環境』という本からでした(PARCO出版、2022)。他にも様々な手法が紹介されていて、各ページに記載されたQRコードを読み込むと、その手法について解説したYouTube動画に跳ぶことができます。
 

 

 

この本を読んで、人間活動により日本の大地が大変な状況になっているということを知り、衝撃を受けました。


地下の水と空気の流れが妨げられるとどういうことが起きるのか、それに対してどういう対応をして行けば良いのかという事がとても分かりやすく書かれているのですが、その内容はこれまでいろいろなところで見たり聞いたり感じたりしていた自然界の異変と一致していました。また、2024年の能登半島地震で驚くほど多くの箇所が土砂崩れや液状化を起こし、奥能登豪雨で一夜にして河川が氾濫し、ヘドロのような臭気を放つ泥が大量に流れて来たという実体験とも、完全に符合するものでした。

 

(次回に続く)

 

 

追記: 土中環境の問題は、自然を愛する全ての方、減災を願う全ての方、7世代先の子どもたちに美しい地球を手渡したい全ての方に、ぜひ知って考えていただきたい事案です。下記のように近々NHKで番組放送が予定されており、また新しい書籍も出版されるようですので、気になった方はぜひご覧いただけたらと思います。

 

◆ NHK番組放送について
こころの時代「地面の下に宇宙があった」
出演:高田宏臣(自然再生家)
本放送 2月 8日(日)  朝 5:00~ 6:00〔Eテレ〕
再放送 2月14日(土) 昼13:00~14:00〔Eテレ〕
*本放送から1週間、NHKプラスでネット配信をします

◆ 書籍出版について
「未来が変わる! 土中環境と有機土木」 

  高田宏臣 著   パルコ出版

 

 

                                                        

 

明けましておめでとうございます。

 

大変ごぶさたしておりました。

皆さまお元気でお過ごしでしょうか。

 

まずは、宣言!

 

①写真を再開します

②土中環境について学びます

③和太鼓もがんばります

 

スピリチュアルなモグラ全開で、思い切り欲張って突き進む1年にします!!

 

 

能登半島地震から、2年。

写真から遠ざかっていました。

大好きだった場所の数々が、土砂崩れで行けなくなったり、場所そのものが隆起や崩落で変わってしまったり…。

 

上の写真は鴨ヶ浦という磯ですが、どこにどんな生き物が暮らしているか知っていただけに、隆起で水が無くなった後は、見るのが辛かったです。人間界の被害も甚大でしたが、自然界の被害も大変なものでした。

 

 

けれども2年たち、生態系も変化に適応しようとしています。

 

                   (2025.10.17)

 

鴨ヶ浦のすぐ隣にある、袖ヶ浜。

隆起して広がった浜に草地が広がり、淡水性の植物が成長中です。

2年前まで海だった所に、ガマの穂が茂っていました。たくましい…♪

 

 

                 

 

  

              


 

                

潮だまりに稚魚の姿が戻っていました。

 

 

 

隆起して現れた岩から、木材のような物が突き出していました。

珪化木でしょうか?

 

 

  

酸素の泡を抱えた海藻。

美味しい空気は、海藻たちのおかげでもあります。

 

 

変化を乗り越え、能登の里山里海の美しさを発信して行けたらと思っています。

本年もどうかよろしくお願い申し上げます。