世界で農薬を撒き続けることで、薬剤耐性昆虫が増えています。

アフリカでは、薬剤耐性ガが、農薬を使用したのに作物を食い荒らし、大変な問題になっています。

昨年度、日本は農薬使用量が、中国を抜き世界一になりました。

先日は、新聞の記事で大陸から来た、薬剤耐性ガが、九州で発見された、という記事を読みました。

このまま、日本人が美しく、穴がなく、虫が絶対にいない野菜を求め続けたら、この先の未来はどうなるのでしょう?

薬剤耐性昆虫が日本でも増え続けることにより、まともに野菜が収穫出来ない日が、遠くない未来に来ることになります。

私たちは、これ以上たくさんの農薬の使った野菜はいらない、と意思表明すべきです。

事実としては、昨年度もほうれん草などの農薬は大幅に緩和され、たくさん使って良いとなりました。

農薬は、目に見えていないから、後回しになりがちな課題ですが、皆さまには、本当の事を知っていただき、そして、一緒に考えたいです。

写真は、クロメンガタスズメガの幼虫。
九州にしかいなかったはずの虫が、もう東京にいます。

上の写真は、健康に育った、春菊の花。