女房三十六歌仙の一人。
彼女がラストです。
彼女の両親や姉妹は前に紹介したと思いますが。
父親は藤原信実。母親は不詳。父方祖父に藤原隆信がいます。
姉妹に弁少将や後深草院少将内侍がいます。
まあ一家そろって歌人、芸術家の血筋を引く一家といった方がいいですね。
成長した彼女は藻壁門院(九条竴子、四条天皇母)に仕えます。
やがて女主人は三人目の子供を出産後に崩御します。
そのあとは出家して法性寺に住むのですが。
大体60歳前後まで生きたと伝わってます。
彼女の残した歌はこれです。勅撰和歌集に何首かは残ってますが。
◎おのがねにつらき別れはありとだに思ひもしらで鳥や鳴くらむ
意味は
自分の鳴き声がもとになって、辛い別れがあるなどとは、これっぽっちも知らずに鶏は鳴くのだろうかなあ。