霊性進化プロセスの中で、宇宙の法則を、少しづつ、少しづつ、腑に落ちるようになっていったとき、
天狗のようになってしまうことがありました。
「わたしは、知ってるけど、あなたは、知らないでしょ?」
そんな天狗です。
天狗 = 自我発動でした。
この自我発動に、数日経っても気づかないと、
ドカンと、現実投下が起こりました。
座禅でいうなら、ピシッと、肩を叩かれて、煩悩を捨てなさいと言われているようなモノです。
そこで気づいて、また自分自身に意識を向けていく。
そんなことを、何度も繰り返しました。
何度も繰り返すと、自分の胸の奥に感じる感覚の違いに気づくようになりました。
わたしのその感覚を表現すると、
自我が発動している時は、頭の中がやかましくなり、胸の奥は、スカスカになる感じ。
自分に意識が向いていると、頭の中は静かになり、胸の奥は、ドッシリとしていて、意識の世界とつながっているという感覚です。
思考優位から、胸の感覚優位になってくると、
何を選択するのも、胸の感覚で決定していくようになりました。
頭で考えるより先に、胸の感覚を確認します。
今朝、いつものように5時過ぎに起きて、キッチンに行くと、既に主人が起きていて、
「テレビのリモコンが壊れたみたい。」 と言いました。
前から、反応が悪いなと思っていたので、とうとう壊れたのかなと、買わないといけないかなと思いました。
テレビの電源は入ったのですが、チャンネルを変えることも、今度は消すこともできなくなってしまい、テレビ本体に、操作するスイッチがないかを探してもありません。
説明書を引っ張り出して、操作ができないか確認しますが、見当たらないと主人が言います。
「電池を交換してくださいって書いてあるけど、今さっきちゃんと確認したんだよ。」
と、主人が言います。
その時、わたしの胸の奥が、「電池を確認して」 と言います。(言葉ではありません)
確認すると、見事に、プラスとプラスになっていて、入れなおしたら、ふつぅ~に電源が入り、操作ができました。
「良かった良かった」 と、主人が嬉しそうに言いました。
“お~い、あんたやろ原因は”
そんなこと、でしょ?
頭でも、そんなこと考えるわ。でしょ?
なんでもそうですけど、急になんてできないんです。
野球選手だって、練習せずに、本番のみで活躍することはないし、
ゲームだって、SNSだって、パソコンだって、仕事だって、なんでもそうです。
毎日使ってみなきゃわからない。
大事な時だけ、胸の感覚を遣うなんて、絶対にできません。
だって、信じられませんから。
自分の胸の奥と会話するなんて、1回や2回試しただけでは、絶対にできませんから。
だけど、思考より、この胸の奥の感覚を信じられるようになると、
半端ない自信が湧いてきます。
なんでもやれる。って思います。
「そっちへは行くな。」と、教えてくれる。
「このまま進め。」と、教えてくれる。
そうやって教えてくれているのに、頭を使って、舵をとろうとするから、ややこしくさせていたんだと、本気でわかりました。
もう、楽しくって仕方がない。