宇宙に委ねている。つもりでした。
それも、都合のいい時だけ。
それでも、そんなわがままなわたしにでも、宇宙は、いろんな采配をしてくれました。
宇宙の采配というのは、わたしの想像できる範囲を超えています。
わたしの想像というのは、わたしが体験したことや知ってること、どこかで見たとか読んだとか、そういう範囲です。
わたしが、「ケーキ屋さんをやりたいなぁ」と思って、実際にケーキを作れる環境を整備して、保健所へ行って、研修等を受けて、許可をもらって、ケーキ屋さんを開くことはできます。
でもそれは、わたしが見たことのあるケーキ屋さんです。
でも、宇宙の采配は違うんです。
ケーキ屋さんを開こうと思っていたら、パン屋さんを開きたいと思っていた人と出会って、その人とコラボして、カフェまでできてしまった。
みたいに、わたしの範疇を超えた出来事がおきます。
わたしの体験でお話しをすると、
うちの家の隣の土地を売って欲しいと言われた時、いくらであっても、値段は相手に決めてもらおうと思っていました。
不動産屋さんの話しでは、最初、この土地全部は美容院には広すぎるから半分でいいと言われていたようだったのですが、カフェも開きたいから、それなら駐車場がいるから、やっぱり全部土地を買いたいと言ってきたそうです。
おまけに、その土地を買ってくれた美容院の店主は、美容院を建てるのを機に、自分の家も建てたいと言い出したそうです。
店主自身も色々探していたそうですが、なかなかみつからないんだと、不動産屋さんがそう言ったので、うちの他の土地(絶対に誰も買ってくれるわけがないと思っていた土地)があるよと伝えたら、早速その土地を見に行ってくれたんです。
色々事情があって、まだ店主の手には渡っていないのですが、うちはその土地を、不動産屋さんに売ることができました。
この時は、わたしも少し、宇宙の法則のことがわかっていたので、こちらから希望の売値を言うと、絶対にこの話しは上手くいかないと思っていたので、どうなろうとお任せしたんです。
結局、絶対に売れないだろうと思っていた時2つが、最初に、「これくらいで・・・」と言われていた金額より多くで売却することができました。
他には、
うちの旧家のことです。これは、売ったというお話しではなく、想像もつかないことが起こっているお話しです。
今の家を建てた場所は、道を挟んだ、旧家の真向いです。
旧家が空家になった途端、運送会社の事務所として貸して欲しいという人が現れ貸しましたが、直ぐに事務所は閉じることになりました。
それから、裁縫教室として貸したり、ネパールの方が住んだりしていましたが、また空家になりそうな時、ひろ子さんが雑貨屋を開きたいと、旧家の離れの小さな場所を借りはじめました。
空家はなかなか埋まりませんでした。
この時、わたしは看護師をしてましたし、法則のことなど一切知りませんでした。
ですから、賃貸料を欲しいと思って、色んな人に声をかけていました。
それでも賃貸してくれる人がいないから、マンションを建てようと思ったんです。
3件の工務店からプレゼンを受け、Aの工務店に決め、明日前金を払うという前日に、主人が、「不動産の友達に話しを聞いてみようか」ということになり、夜の9時でしたが、直ぐに友達は来てくれて色々話しをしてくれました。
結果、マイナスの財産は作らない方がいいとアドバイスをくれて、翌日ドタキャンをしました。
でも、空家は変わりません。
しばらくして、ふと、「もうどうでもいいや。」と思い、ひろ子さんに、「好きなように使ってよ。」
そう言ったことがきっかけで、14年経った今は、1件の古民家に、
ひろ子さんの雑貨屋さん、パワーストーンのお店、裁縫教室と小物のお店、お弁当と総菜のお店、貸し部屋を利用して、占いやタッチフォーヘルス、手芸教室、パンの販売、マッサージにDIY等々、すごいコミュニティが出来上がってしまいました。
全部、ひろ子さんが縁を創ってくれました。
その様子を観ているだけで楽しい。
もっと他にもありますが、こんな体験をしてきたわたしですが、それでも自我が発動して、自分の都合のいいように、思うように舵をとろうとしてしまっていました。
このイラストのように、流れるままに・・・と思っても、実際にはどうでしょう。
この先、どんな川の流れになっているんだろうか。
この川は、どこに流れ着くようになっているんだろうかと、
起き上がって、川の行先がどうなっているのか確認したくなってしまいます。
この状態が、思考で舵をとろうとしている状態で、宇宙に委ねていない状態です。
わたしは、観たいんです。
わたしの想像を超えた世界を。
だから、本気で、今、この瞬間だけに意識を向け、本当のわたしのやりたいを行動に移していったら、どうなるのかをやってみます。