人は、思考があることで、この世界の流れに逆らって行動することができます。
本当は、そんなことは、したくないと思っていても、行動することができます。
人は、何度も同じ行動をすると、それに慣れていきます。
最初は、イヤイヤであったり、違和感があっても、繰り返すことで、それが当たり前になっていきます。
「こんなの、おかしい。」
そう思っていても、それを言うことで、周りの人から自分だけ、のけ者にされることが怖いと思います。
それは、誰もが持つ、保身です。
この世界には、自分が放ったエネルギーは、必ず還ってくるという法則が存在しています。
自分を誤魔化して行った行動は、必ず還ってきます。
かと言って、生きてきた中で、自分がどんな想いで行動してきたかなどと、覚えていられません。
でも、今、還ってきたコトは、捉える事ができます。
どんなことが起ころうと、何を教えてくれているのかに気づいて、ゼロに近づいていきます。
100の何かを、わたしが放出したとしたら、100還ってきます。
100還ってきても、気づきがなければ、またそのまま100放出することになり、
エンドレスの世界を体験することになります。
100のうちの、1つが、今、還ってきたのなら、それをゼロにする。
そうすれば、99になり、
それを繰り返せば、やがて「0」になっていくようなイメージです。
気が遠くなる話しだと思うかもしれませんが、
グループに分けると、
執着、依存、自己否定、無価値観、我欲、不信感、不安、恐怖、優越感、羞恥心、と、
体験する、重い周波数は、ある程度まとめることができます。
また、執着と依存は、紙一重だったり、無価値観と自己否定は、くっついていたりするので、
ドミノ式に、ゼロになる時もあります。
外の世界を観て、自分を観察することに意識を向けていくと、
必ず、気づきがおきます。
気づきが起きると、一気に世界が変わってみえます。
外の世界を変えるのではなく、わたしの内側の世界の不要な重いモノを捨てて行くイメージです。
それは、ちょうど
気球のバスケットの中にあった、重い砂袋を捨てていくようなイメージで、
砂袋を捨てて行くと、気球は軽くなって、どんどん上昇していき、
下に観える世界が、どんどん広く観えて来るようなイメージです。
「わたしは、あんなところで、自分の我を張っていたのか。」
「わたしは、あんなことに執着していたのか。」
「わたしは、いつも自分のことしか考えていなかったんだ。」
と、自分のことを、眺めることができるようになります。
感情とわたしが、自我とわたしが、べったりくっついていたことに気づくことができます。
そうすれば、『本当のわたし』がわかるようになって、
宇宙の法則の流れから外れると、抵抗を感じるようになるので、直ぐに戻ろうとします。
抵抗は、わたしの心にも体にもストレスを与えますが、
わたしのストレスは、周りへも
波紋のように伝わっていきますが、逆も然りです。