『幻想的な空間』

 

このイラストのタイトルです。

 

作者は、ナンバーさんと書かれていました。

 

 

 

 

「『幻想的な空間』を絵で表現してください。」

 

と言われましても、幻想という目に観えないモノを頭の中でイメージして、ましてやそれを絵で表現するなどという技は、誰もができるわけではないと思います。

 

 

イメージそのものが湧かない人もいれば、イメージがあってもそれを絵として表現できるかどうか・・・。

 

 

 

 

でも、何となく思うんです。

 

自分で自分の人生を創造するというのは、それとよく似ているのじゃないのかなって。

 

 

 

目でモノが観える私が、看護師になろうと決めた時、看護師さんの姿がイメージされました。

 

で、看護師になるには、この世界のルールに乗っ取って、看護学校に行ったり、病院実習をしたり国家試験に合格して、希望通り看護師になれたわけです。

 

それは、既に創られたルートがあって、それを利用させて頂いた。

 

確かに看護師にはなれましたが、それは私の働く手段でした。

 

もちろん、プロの看護師として勉強したり技術を磨きましたが、看護師になれば、私の人生全てが幸せに成れるだろうと思ったわけではありません。

 

 

 

 

自分の人生を自分で創造する。

 

そんなことができるなんて思ってもいませんでしたが、実際にはもう既に創造しています。

 

自分の人生を、自分の思うように創造することができていないだけで、既に創造していることは理解できています。

 

 

 

自分の人生を、自分の思うように創造するには、どうやって今の私の人生が創造されているのかを知る必要があります。

 

 

 

1年後の私、2年後の私が、どんな私になっているのかイメージすることはできませんが、どんな感覚を味わっていたいと思っているのかは明確です。

 

 

一言で言えば、『満足感』です。

 

 

 

 

何かになっている私ではなく、どんな私になっていても『満足感』を感じる人生を創造したい。

 

 

ですから私は、毎瞬毎瞬を『満足する』選択をし、

 

『満足する』結果になるよう行動しています。

 

意識を、『満足する』方向に向けているという感じですね。

 

 

 

 

 

今、やりはじめたこれを、「あとちょっとでできるけど、ま、これでいいか。」ではなく、やりきる。

 

数日かかってしまうことであれば、今日は、ここまでやりきる。

 

やりきれた自分には、満足感を感じますし、信頼が生まれます。

 

 

「あ~ぁ、今日もできなかったわ~」

 

と、無意識に自分に言ってしまうことは、いつも達成感のない、自信を持たせられない、その程度の私を創造しています。

 

 

 

 

ほんの些細なことです。

 

コーヒーを飲んだコップを洗って棚にしまう。

 

洗濯物を入れたら、元の場所まで片づける。

 

 

 

この些細な満足感は、私の日常のどの部分にとっても影響を与えます。

 

毎日の些細なことは、やがて習慣になります。

 

無意識に、満足感を得られる選択をし、無意識に行動に出てしまいます。

 

 

 

自分だけの満足感ではなく、仕事でも、誰か他の人に対しても、この満足感が無意識に動きだします。

 

中途半端な言い方をしなくなったり、相手の話しを聴くようになります。

 

それが、私の満足感に繋がっていくからです。

 

 

 

 

私は、常に選択しています。

 

その際、今の楽を選択するのではなく、行動を起こした結果、どちらが満足するかを瞬時にイメージして選択します。

 

 

①今、めんどくさいからと、お茶碗を洗わず放置する。

 

②今、このめんどくさいを突破して、お茶碗を洗って片づける。

 

 

私は、必ず②を選択します。

 

 

 

この満足感を意識しだしてから1年近くなりますが、常に満足感を感じている私がいます。

 

 

時々、自分で驚くのですが、仕事をしていて、これをやりきろうと決めると、必ずやり終えることができます。

 

自分のイメージ通りの仕事ができるようにMaxで行動できるのは、非常に心地いい。

 

 

 

 

こういう体験をしてきて思います。

 

自分がイメージした通りのことが、目に観える外の世界に映し出されないから、自分の人生を自分が創造していると思えないのだと。

 

 

もし私が思う『幻想』のイメージ通り、絵に描くことができたら、私は満足するはずです。

 

でも、絵が上手く描けない私が、そこに執着する必要はなく、私ができることで満足を得ていけば、私は常に満足している私を創造することができます。

 

 

 

『今』が大切なのは、そういうことだと思います。