手袋は、左右揃って、ワンセット。
靴下も、左右揃って、ワンセット。
スリッパも、左右揃って、ワンセット。
片方が無くなると、そもそもの役割が果たせない。
私は、心を持った人間。
楽しいコトや、嬉しいコト。
愛されるコトや、認められるコトは、大好き。
でも、
傷つくコト、悲しいコト。
嫌われるコトや、孤独になるコトは、大嫌い。
そう・・・
人間ならね、それでいい。
ところが、私たちは元々、スピリットと言う意識。
そもそも、何のために、この世界に来ているのか?
水戸黄門のような、必ず善が勝つ!と言うドラマは、確かに安定感を求めるなら、適した物語かもしれない。
登場人物を見ただけで、誰が善人で、誰が悪人かがわかってしまう。
残り時間10分くらいで、水戸黄門様が現れて、
「ははー」となり、めでたしめでたしで、また明日。(よく知ってるなぁ~)
善は良くて、悪はダメ。
善が勝つのはいいけど、悪が勝つのは許せない。
確かに、この世界で生きていく上では、ルールが必要。
この肉体があってこその体験ですから、できるだけ安全な社会を築いておきたい。
でも、私たちは、スピリットと言う意識です。
意識レベルで、この三次元世界の法則が成り立っています。
そして、人間にとっては、一番弱点と言われるところかもしれない。
『善と悪』
『陰と陽』
『光と闇』
この両者が揃って、初めてワンセットになる。
人間意識なら、悪を嫌い、陽を好み、光だけを追い続けていても構わないのかもしれない。
だけど、私たちはスピリットだから、この世界での体験をするためのしくみそのものを、受け入れる必要があったんです。
陽だけ
光だけ
その世界では、何も生まれない。
陰があったからこそ、陽が生まれる。
闇があったからこそ、光が生まれる。
陽を認めるように、陰も認める。
光を認めるように、闇を認める。
ワンセット揃って、やっと使えるモノになる。
ワンセット揃ったら、あとは宇宙の采配にお任せ。
完全に委ねて、どんな結果を観るコトになっても受け入れる。
なにせ、宇宙は調和とバランスの世界。
どんな結果を観ても、それが宇宙にとっての最善。
そうやって、外の世界に観えたコトを、一旦『ゼロ』にして、創造し直す。
それを繰り返した先には、どんな世界が待っているのか、もう想像すらできない。
でも、私は、その想像すらできない世界を創造したいと思っています。