バスケットボールをするには、ルールがある。
ボールを持ったまま、3歩以上歩いてはいけないとか、
でも、ドリブルしながらならOKだとか・・・
スポーツをするにも観戦するにも、何が面白くないかって言えば、ルールを知らないこと。
中学3年生の時、体育の自習時間があって、やりたい生徒でバスケットボールをしたことがあった。
それで、わざとルールを無視して、ボールを持ったまま走ってもいいし、とにかくバスケットにボールを入れればいい。と言うことになって、バスケットボール(?)をやった。
ボールをかかえたまま走る姿を見て、みんなが大笑いして、メチャクチャ楽しかった。
で、何故だか翌日も同じように自習になって、もちろん昨日のバスケットをやろう!ってことになった。
ところが・・・
全く楽しくない。
だって、誰かがボールを抱かえて走ってしまったら、ボールを奪う事もできないし、その子もボールを持ってひたすら走るだけだし・・・
昨日は、何であんなに楽しかったのか?
結局、みんな同じ気持ちで、スゴスゴと教室に戻った。
この世にはルールが存在する。
ルールを知らないでスポーツをすると、何も楽しくないように、
ルールを知ると、そのルールを活用していくらでも楽しくなれる。
ただ、ルールを知ってるだけじゃ面白くない。
そのルールを使って、行動に移すことで面白くなる。
引力の法則と同じように、
意識しなくても使ってしまっている、心の法則。
思考はなかなかそれを使おうとはしてくれないけれど、
「その法則を知って使いたい!」と決定したら、必ずその意識は発動する。
あとは、胸のに意識を向け、羅針盤を使って、行動に移す。