そんなつもりで言ったんじゃないのにぃ~
以前は、こう言うこと、よくあったな。
そんなつもりで言ってないのに、誤解されるってこと。
例えば、朝、誰かに会って
「おはようございます。」
と、挨拶をする。
言っている言葉は、「おはようございます。」
ただ、この9文字だけ。
でも、この一言の中に、感情が含まれている。
大っ嫌いな上司に挨拶する時。
大好きな先輩に挨拶する時。
名前も知らない職場の方に挨拶する時。
気心知れた友人に挨拶する時。
同じ、「おはようございます。」の挨拶なのに、そこに感情がのっかってる。
感情だけじゃない。
挨拶する時の、顔の表情も、目を合わせるかどうかも、丁寧におじぎするかどうかも、全て無意識に変えている。
どんなに自分の心の中に気持ちを隠しても、ボディは隠せない。
でも、嫌いな人は嫌いだし、好きな人は好き。
どうしようもないこと。
嫌いな人を無理に好きになる必要もない。
もちろんそうです。
嫌いな人を、無理に好きになる必要はない。
ただ、フラットにしておく必要はある。
せっかく、私の中にある重い(地球)の周波数を炙り出してくれているのだから、その嫌いな人を有効活用させていただこう。
まずは、何故、その人の事を嫌いだと思うのか。
話し方?
態度?
生理的に?
きちんと自分自身に質問してみる。
態度が嫌だと思ったとしたら、何故、その態度が嫌い?と質問してみる。
ふてぶてしいのが嫌!
態度がでかいのが嫌!
ふらふらしているのが嫌!
じゃあ、過去に同じような態度を取る人がいなかった? と質問してみる。
同じ人がいた場合も、いなかった場合も、その態度を見て、どういう気持ちになるの? と質問してみる。
私の事を、バカにしてるみたい?
私の事を、無視してるみたい?
私の事を、嫌いだと思ってるみたい?
じゃあ、過去に同じような気持ちになった人がいない? と質問してみる。
大抵は、過去のどこかで出会ってるはずです。
でも、その「バカにしてる」「無視してる」「嫌い」の持つ意味は、
あなたが、あなた自身に思っていることなんです。
この世のしくみは、『鏡』。
引力の法則と同じように、誰が物を落としても地面に落ちるように、『鏡の法則』は存在してます。
どんなに自分は思っていないと思っていても、潜在意識は隠すことができない。
そして次の質問は、
何故私は、自分をバカにしているのか?
何故私は、自分を無視しているのか?
何故私は、自分が嫌いなのか?
この質問と正直に向き合って、本当の自分と向き合う。
どんな答えが返ってこようが、構わない。
そう思っていたのだから。
否定する必要もない。
ただ、そう思っていたんだと、素直に認める。
そう思っていた自分を素直に認めることは、とても心が楽になる。
そう思ってはいけないと否定してしまうと、自分を責めることになる。
自分自身に質問することで、自分の事を、客観的に観察する。
客観的に観察することができるようになると、これが人間意識だと気づき始める。
素直に自分自身と向き合い、自分と言う存在を認めることが、手放す、外すと言うことにもつながる。
あなたの為に、その人は存在してくれてる。
その意味が、きっとわかってきます。